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「ちょっとホソク！起きて！」
向かい合ったテーブル越しに声をかけてもムニャムニャ言いながらゆっくり瞬きするばかり。
テーブルに頬杖をつきながら話していたのが仇となり、あっという間にこっくりこっくりと頭が揺れだしてしまった。
今日1日、デートしてバイトして疲れたんだろうな。
でも、ここに寝かせていくわけにもいかないし……
起こす為にホソクの隣に移動し、肩を揺らしながらまた声をかける。
「ホソクそろそろ帰ろっか？」
うっすらと目を開け私の顔を見る。
「目覚めた？1人で帰れそう？」
ゆっくり横に首を振る。
……これは誰か呼ばないとダメなやつだ。
とりあえずバックからスマホを取り出す。
ホソクを送ってくれそうな人……
「もしもし？ユンギ？今どこ？」
「おかけになった番号は電源が入っていないか……」
コール音が流れた後にお決まりのセリフが流れる。
アイツ……また電源切って趣味の音楽でもやってるな……!
あれほど電源は切るなと口酸っぱく言っといたのに……｡
「……ユンギヒョンくるんですか？」
「ううん、電話繋がらなかった。あたしと帰ろ。ほら水飲んで！」
またぽやぽやしているホソクに水を飲ませ、会計をする為に立ち上がろうとするとグッと腕を引かれ座らされる。
「……どこいくのヌナ」
「ホソク酔っちゃったみたいだから今日はおしまいにしよ？」
「……やです。せっかくヌナがとなりにきてくれたのに…」
すっと目を閉じ心の中で叫ぶ。“ か、かわいいぃぃっっ ”
早く彼女の誤解を解いてホソクの憂いを解消せねばと改めて心に誓う。
ホソクと一緒にいると勝手に母性が溢れちゃうな…｡
「……ヌナ？ねた？」
「ヌナもよっちゃったんだー。ぼくといっしょ」
「あ、ヌナねかせてあげないと」
ちょっと目を閉じてホソクのかわいいいさを噛みしめている間に酔っ払った事にされてる！
ここで寝るわけにはいかない。ホソクを家まで送って行くという任務が私にはあるのだ！！
パッと目を開けると目の前にホソクの顔
寝かせようとしてた為か抱きしめるように頭の後ろと背中に手が回されたところだった
あまりの至近距離に固まっていると
「ヌナ？んふふ、かわいいー……ギュッっていい？」
私の了承を得る前にギュッと抱きしめられる
そのまま首筋に顔を寄せスンスンと音をさせる
「……ヌナすっごくいいにおい…ドキドキしてきちゃった…」
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Tea(プロフ) - ももち@オタクさん» コメントありがとうございます🥰まさか私宛にコメントが来ているとか気づかずお返事遅くなりすみませんでした💦キュンキュンして頂けたなんてとても嬉しいです♥生まれて初めて書いている小説ですが楽しんでもらえたら嬉しいです✨ (2022年9月8日 7時) (
レス) id: 00419d212f (このIDを非表示/違反報告)
ももち@オタク - ホソクさんが可愛すぎます！！！ホビペンには堪らないお話ですね！とてもキュンキュンです！！これからも主様のペースで頑張ってください！！応援しております！ (2022年7月29日 23時) (レス) @page24 id: 3306846233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tea | 作成日時：2022年5月18日 0時
