54. 飲み会 ページ13
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A『銀時、行ってこいよ』(ニヤニヤ)
銀時「チッ…」
銀時はソファーから降りると、玄関に向かった。
A『…はぁ…』
銀時が出たのを確認し、自分のほおに手を当てた。
A『…あっちぃ…』
なんで、だよ。
銀時「ちょ、バカ!勝手に上がってくんな!」
「邪魔するぞ、A」
「おォ、てめぇ生きてたのか。」
「アッハハハ!なんでわしはここに呼ばれたんじゃ?」
A『よく来てくれたな。桂、高杉、坂本。』
高杉「よぉ…」
銀時「おまっ…A!勝手に呼ぶなよ!」
辰馬「おんしは誰じゃ?」
A『私はAというんだ。よろしくな。』(ニコッ)
銀時を無視し、話を進める。
辰馬「ッ//よろしくのう、A!わしは坂本辰馬じゃ!」
A『あぁ、知ってる』
高杉「…?」
高杉と桂がソファーに座る。高杉はかすかに首を傾げた。
おそらく、私が坂本の名前を当てた事を不思議に思っているんだろう。
それにしても…高杉が自ら来てくれるとは、嬉しいな。気まぐれか?
桂「ところで、なぜ俺達はここに呼ばれたんだ?」
A『まぁ、酒ならある。たっぷり飲んでくれ。』
玄関に行き、万事屋の戸に「一時休業」と書いた紙を貼り、戻って冷蔵庫から酒を出した。
銀時「じゃあ…遠慮なく…」
A『あまり騒ぐなよ?真選組の連中に気付かれると面倒だ』
高杉「あァ…」
銀時「だったらこのアホ、呼ばなくて良かったろ」
銀時が坂本を指差す。
辰馬「?なんじゃ金時?」
銀時「だーかーら!俺は銀時だっつってんだろ!!」
銀時達が騒いでいる間に、受話器を手に取る。
A『…あ、もしもしグラさん?今日は新八の家に泊まってくれませんか?私も行くので』
銀時「ちょっA!?」
A『…はい、じゃあ。(プツッ)…じゃ私、7時くらいになったら行くからな。』
辰馬「さぁ!飲むぜよ金時!」
銀時「だから俺は」
こうして、万事屋で攘夷四天王の飲み会が開催された。
銀時「いや俺のセリフカットすんなァァ!!」
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ゆる - えー終わりなんですか!?続きが読みたかったです… (2020年7月1日 18時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 愛しの神楽ちゃん!!たんオメですよ〜〜!ありがとう更新頑張る!! (2019年11月4日 20時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
零 - うぇぇグラさん可愛ぃぃんー更新お疲れ!忙しそうやけどガンバ! (2019年11月3日 19時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - おめでとうございます! (2019年10月11日 7時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 返信遅れてごめん!結局ぼっちにするw (2019年10月5日 19時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年2月28日 19時