つきまとい撃退法【安室透】 (ページ14)

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お風呂ページ14

○

「…んぅ……」

真っ暗な部屋

ふと目を覚ました私

近くに置いてたスマホをとり開ける

スマホの画面には3:00と表示されていた

「…変な時間に起きたな…」

重い体を起こしグッと伸びる

そういや私制服のまんまだ

お風呂にも入ってないし

「………入るか」

お風呂の準備をしてそーっと風呂場へ向かう

・

・

・

ガチャ

「……あ」

「………は？」

風呂場の扉を開けるとそこには何故か服を脱いでいる彼がいた

「な、何してんの！？」

思わず叫んでしまった

「せっかくなんでって…お風呂入らせてもらうことに」

何か変な事言ってます？みたいな目して言ってくる彼

「なんであんたが風呂入るの！！！家帰ってよ！！！」

「いやぁ、面白いお父さんですね。すっかり話し込んでしまいました」

「お前ぇ…」

キッ、と彼を睨む

「あの…お風呂入ってもいいですか？…あ、それとも一緒に…」

「入るか！！！！！さっさと入って帰れ！！」

バンッと扉を閉めて叫んだ

「お先失礼しますね」

扉の向こうで彼が言った

チラッと彼の身体を見たが

よく鍛えられているのか、すごくいい身体をしてた

「………って、何考えてんの。あいつはストーカーだ…ストーカー…」

ちょっと惚れそうになった私に言い聞かせる