呆れる ページ13
○
「ストーカー……?」
母はそう言うとやっと彼から離れ彼の顔を見る
しかし彼は相変わらず余裕の表情でニコニコ笑ってる
うーん、と何かを考える母
そして
「やだわぁ。この子ったら。こんなイケメンがあんたのことストーカーするわけないでしょ。ねぇ」
また彼の腕にしがみつく
このばばあ……
「ストーカーと言うよりかは、Aさんが変な男に襲われないかが心配で…これでも僕探偵やってまして」
ドヤ顔で言うが全然キュンとしないし
「あら。探偵さんなの?どんだけかっこよくなりたいのよ〜」
ボンッと彼の背中を叩く母
もう無理だ……何言っても聞かない…
「……はぁ…私今日ご飯いらないから。もう勝手にして」
呆れて抵抗する気もなくなった私は自分の部屋に向かった
後ろで2人が呼んでたが無視した
・
・
・
「……くぅぅぅ……あいついつまでいんの…」
午後9時
あいつはまだいて、リビングで母と父と3人で話してる
父も父でちょっとは疑えよ
布団に潜りそんなことを思う
「……だめだ。お腹すいて何も考えられない…もう寝よ……」
ぐぅぅとなるお腹、自然に下がってくる瞼
私はそのまま瞼を閉じ眠った
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作者名:汰 | 作成日時:2018年5月11日 19時