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k「A、大丈夫か？」
A「あ、えっと、その、えーと、」
k「ゆっくりでいいから。大丈夫。」
暗い顔のAを、守ってやりたくて。
助けてやりたくて。
俺はAを抱きしめた。
医師「Aさんなんですけどもね、かなり重度の逆行性健忘症ですね。また、前向性健忘症の傾向もあります。」
k「えっと、それって、すみません、どういう、こと、でしょうか、、？すみません、、ちょっとまだ、理解できやくて、」
医師「大丈夫ですよ、誰だってそうです、そうですねぇ、簡潔に説明しますと、今Aさんは、重度の記憶喪失の状態です。過去のこと。他人のこと。自分のこと。全て忘れてしまっている状態です。」
k「そう、です、か。それって、直るんでしょうか、？」
医師「まずは詳しく症状を知るために、経過観察が必要です。治療はそれからの話なので、まだわかりません。」
k「記憶って、戻らないんですか、？」
医師「現状ですと、戻らない可能性の方が高いでしょう。」
k「っ、、ち、ちなみに原因、は？」
医師「そうですねぇ、Aさんの場合、大元はやはりストレス性でしょうねぇ、」
k「やっぱりですか、、」
k「僕に、できることはありますか？」
医師「Aさんにノートを付けさせてください。そして少しずつ思い出してもらうしかありませんねぇ、。」
k「こんなことを聞くのもあれなんですが、仕事とかって、いつ戻れるでしょうか、？」
医師「当分はぁ、無理でしょうねぇ。職場の人には、診断書を出すので、提出してください。」
k「職場、ねぇ。、わっ、かりました。」
医師「最後にですが、無理にAさんを刺激しないでください。」
k「はい、」
医師「それでは、Aさんの精密検査に移りますので。何かあったらまず看護師にお申し付けください。連日付き添って疲れてるでしょうに、ひとまず休んでください。」
k「わかりました、ありがとうございます。」
俺のことも忘れてしまった。
何があったかも忘れてしまった。
彼女自身のことも、忘れてしまった。
多分仕事も、趣味も、今まであったことも、
全部全部全部。忘れているんだろう。
何があっても、彼女を守ろう。
せめてもの思いで、綺麗なノートを買った。
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アンバー - 私は貴方と付き合っていた時、どういう姿をしていたの？(髪型などの容姿が知りたいなぁと思ったので) (2022年9月27日 19時) (
レス) @page10 id: 871381f269 (このIDを非表示/違反報告)
アンバー - こんな私でも、あなたはずっと好きでいてくれるのかな (2022年9月27日 18時) (レス) @page10 id: 871381f269 (このIDを非表示/違反報告)
狂人のクルガ - 私は、なんのお仕事をしてたの? (2022年9月6日 20時) (レス) id: 5b799fb6e3 (このIDを非表示/違反報告)
狂人のクルガ - 私は何故ここにいるのですか？ (2022年9月4日 22時) (レス) @page4 id: 5b799fb6e3 (このIDを非表示/違反報告)
あなた - ｋｙさんとキャラクターちゃんの関係ってなんですか？の関係 (2022年9月4日 22時) (レス) @page3 id: 85d6746578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanasisan | 作成日時：2022年9月4日 22時
