＊８.夜蛾先生のテスト�� ページ10
・
背景に花畑が見えたから、
おそらくあの辺にいるはず…
呼吸を整え、七海君がいる方向へと向かうと
何かを切り裂く音が聞こえた。
「七海君！」
七「Aさん、そっちは終わりましたか？」
「はい！灰原君は…」
遠くの方で灰原君の悲鳴と
木がドサドサと倒れる音が聞こえた。
七「行きましょう、彼が心配です」
「はい！」
七海はナタを、私はカードを構えて
悲鳴が聞こえた方向へと走り出した。
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・
「灰原君！大丈夫！？」
灰「うん、大丈夫だよ！
ちょっと手こずったけど…ほら！」
ウサギちゃんはペチャンコに潰れていた。
七「…怪我してますね」
灰「え、し、してないよ！」
七「じゃあ何故、足を引きずってるんですか？」
灰「こ、これは…ちょっと…」
七「見せてください」
七海君は屈むと、灰原君の足に触れた。
赤くなっているが骨は折れてなさそうだった。
七海君は、はぁ…とため息をつくと
肩を組んで灰原君を支えた。
七「早く夜蛾先生の所へ行きましょう」
灰「…ごめん、着地した時に足を捻ったんだ」
七「謝らないでください。
ですが、嘘をついたのはよくない」
私も七海君と同じように灰原君の腕を肩に乗せた。
「うんうん、嘘はよくないね」
灰「ごめん、2人とも無傷だったからつい…」
「無傷に見えるけど、太ももに木の枝を
思いっきりぶつけたから、大きい痣ができてるよ」
七「私もあの人形に脇腹にいいパンチをもらいました」
灰「…2人とも、ありがとう」
灰原君を支えながら足場の悪い森を
ゆっくりと進んだ。
・
・
夜「よくやった。
今のテスト結果を1人づつ発表する」
それぞれ良かった点、悪かった点、
そして今後成長するために必要な課題を言われた。
夜「A、お前は遠距離戦は優秀だが
接近戦があまり得意ではない。
ゆえにその眼に頼りすぎている。
眼を使わずに戦う訓練をこれからする」
「…はい！」
夜「だが、その眼を使い続ける訓練も行う。
つまりずっと予知し続けるということだ。
まだAはその眼を使いこなせていないからな」
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不思議の国のきゃさりん(プロフ) - わわわさん» 確認したら�△鉢�はお話なのに�，世韻�話しになってました。訂正させていただきます。コメントありがとうございます(^ ^) (2022年1月14日 22時) (
レス) id: 1df5d1cca9 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ - あのあのあの、、、小説とってもすばらしいんですがすこし気になって、、、多分題名の お話し って所、しの送り仮名がいらなくて お話 だと思います、、！思い違いでしたらすみませんんんんんんｎ (2022年1月14日 22時) (レス) @page1 id: ba7673d727 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - 花見小路さん» はい、決まってます。夏油傑君は悲しいですが原作と同じ道筋をたどります… (2021年8月16日 16時) (レス) id: 1df5d1cca9 (このIDを非表示/違反報告)
花見小路(プロフ) - 基本、原作に忠実との事ですが、夏油傑はどうなるか決まっているのですか？ (2021年8月16日 8時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - マロンさん» 夢ツク以外にも夢小説を書いてますが、ずっとsaidって使ってました(小声)わー、長年の間違いを教えてくれてありがとうございますm(._.)m 速攻で直しました。 (2021年6月12日 19時) (レス) id: 1df5d1cca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国のきゃさりん | 作者ホームページ：http://ttttt
作成日時：2021年5月30日 22時
