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A「こんばんは、いい夜ね」
純白の毛をキラキラと光らせ、
私の周りをぐるりと一周した。
すると奥の茂みから小さいユニコーンが
トコトコと歩き、私の前で止まった。
まだ産まれて２年は経ってないようだ。
つい、目を細めてしまうくらいに
金色の毛並みがキラキラと眩しい。
A「とても綺麗ね」
撫でようとすると子供のユニコーンが怖がり、
後ろに一歩、二歩、下がった。
母親のユニコーンが
この人は安全だということを説明すると
恐る恐る私に近づいてきた。
優しく頭を撫でると
満足そうに鼻をふんふんと鳴らした。
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あまり遅いとシルキーが心配する、
そろそろ帰ろうかな。
箒を手に取ると、帰ることを察した
母親ユニコーンが私の体に頭を擦り付けた。
そして、子供と一緒に森の茂みに走っていった。
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A「ただいま」
シル「おかえりなさいませ！
お嬢様、お手紙が届いてます！」
A「エロール！ってことはジョージかしら！」
エロールが水浸しなのを気にしつつ、
手紙の表を見た。
そこには見慣れた文字で、
"Aへ"、と書いてあった。
手紙の送り主はジョージからだ！
嬉しくて思わず微笑むと
エロールがブルブルと羽を動かした。
A「エロールったら、
今度は何に突っ込んだの？」
シル「窓際に置いてあった花瓶です！」
A「大丈夫、怪我しなかった？」
エロール(問題ないぞ…だが濡れて寒い…)
チョコ(全く、世話がやけるぜ！)
A「あら、タオルを持ってきてくれたの？
ありがとう、気がきくじゃない！」
チョコ(まあね！僕は賢いフクロウだから！)
タオルでエロールの体をゴシゴシとふき、
優しく櫛でブラッシングすると
エロールは気持ちいらしく、ウトウトしていた。
エロール(もう少し上を…おお、そこじゃ)
チョコ(うわー、ずるい！僕も僕も！)
A「はいはい…順番ね！」
エロールのブラッシングを終えると
今度はチョコの背中を櫛で梳かし始めた。
チョコ(あ〜そこそこ…)
A「…そろそろお終いにしていい？
ジョージからの手紙を読みたいの」
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不思議の国のきゃさりん(プロフ) - uさん» 1番のお気に入りなんて、とっても嬉しいです(^ ^)！ 更新頑張ります！！ (2021年2月17日 23時) (
レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - んぎゃとうとう初デートしちゃうんですね泣本当にこの小説が1番のお気に入りです泣これの為に生きてます完全に本当に素敵な小説です。（ ; ; ） (2021年2月16日 13時) (レス) id: 6ab76af085 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - uさん» uさん、またまたコメントありがとうございます(^^)！もうすぐホグズミードでジョージと初デートする予定です。楽しんでもらえたら嬉しいです(^ ^) (2021年2月8日 10時) (レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - 本当に最高です泣 (2021年2月7日 14時) (レス) id: 01ce421b84 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - kさん» お名前の下に、苗字、あだ名の設定が可能、を押してもらって変更してもダメでしょうか？あだ名(ニックネーム)は名前を入力してください。お手数ですが、宜しくお願いします。 (2021年1月16日 10時) (レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国のきゃさりん | 作者ホームページ：http://ttttt
作成日時：2021年1月14日 15時
