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ジョ「あと、虫だらけになるから
食べ物も置いておけないし、
ここで俺たちが作ったイタズラグッズを試すと
大体爆発して火事になる」
A「うーん、それは大変だね」
ジョ「それにこの部屋、高さが無いだろ？
俺とフレッドが立ち上がると頭をぶつける」
A「２人とも身長高いもんね」
ジョ「だからあんまり居心地はよくないけど、
２人きりで話すにはいい場所だろ？」
ジョージはクッションをずらして
木のソファに深く座りなおすと、
何か言いたそうに私の顔を何度か見た。
A「なあに？」
ジョ「あー、あのさ…
別に言いたくないならいいんだけど、
さっきの授業の事、聞きたくてさ」
A「…やっぱり気になってた？」
ジョ「うん…ごめん」
A「別に謝る事じゃないよ。
私ね、知ってると思うけど両親が死んでから
屋敷しもべのシルキーとずっと一緒だったの」
私はポケットからルーピン先生にもらった
お母さんのカップをテーブルに置いた。
A「あの日、どんよりとした黒い雲が
ゆっくりと近づいてきて…
今にも大雨が降りそうだったの。
シルキーはいつもあの時間に
家の近辺を確認しに行くんだ」
ジョ「確認？」
A「大きくなってから知ったけど
名前を言ってはいけない人の仲間が
私を探してたみたい。
私のお母さん、特殊な力があったから
子供の私にもその力があるって思ったみたいで…
でもね、両親が死ぬ前に私の家に
ありとあらゆる保護呪文をかけてたから
今まで無事に生きてこられたのよ。
シルキーは変なことが起きてないか
毎日必ず確認してたの」
私は瞼を閉じて、
あの日の事を思い出しながら続けた。
A「いつもよりも帰ってくるのが遅くて…
一人でご飯を食べて待っていたの。
そしたら大雨が降りだして…
シルキーを探しに外に飛び出したの。
必死に『シルキー！シルキー！』って叫んだ。
でも全然見つからなくて…
あとはさっき見た時と一緒だよ」
ジョ「シルキーと合流できたの？」
A「うん、あのあとすぐにね。
シルキーに勝手に家を出てはダメですって
すっごく怒られたの。初めてあんなに怒られたよ」
ジョ「そっか、とにかく無事だったんだね」
A「…あの日から私、怖いんだ」
私はジョージの肩に寄りかかった。
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不思議の国のきゃさりん(プロフ) - uさん» 1番のお気に入りなんて、とっても嬉しいです(^ ^)！ 更新頑張ります！！ (2021年2月17日 23時) (
レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - んぎゃとうとう初デートしちゃうんですね泣本当にこの小説が1番のお気に入りです泣これの為に生きてます完全に本当に素敵な小説です。（ ; ; ） (2021年2月16日 13時) (レス) id: 6ab76af085 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - uさん» uさん、またまたコメントありがとうございます(^^)！もうすぐホグズミードでジョージと初デートする予定です。楽しんでもらえたら嬉しいです(^ ^) (2021年2月8日 10時) (レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - 本当に最高です泣 (2021年2月7日 14時) (レス) id: 01ce421b84 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - kさん» お名前の下に、苗字、あだ名の設定が可能、を押してもらって変更してもダメでしょうか？あだ名(ニックネーム)は名前を入力してください。お手数ですが、宜しくお願いします。 (2021年1月16日 10時) (レス) id: a95cf31f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国のきゃさりん | 作者ホームページ：http://ttttt
作成日時：2021年1月14日 15時
