桜色のココア。【赤羽カルマ】

♪５ ページ6

学「で。どこがわからないんだ？」



はい。図書室なうです。浅野様がお勉強を教えてくださるそうです。


『えっとね〜、あ、この問題！』

学「やっぱり社会か。Aは理屈で理解しないとダメだもんな。」

『…！！わかってくれるの!?』

学「知っていたしな」

『あ、そーか。』



なぁんだ…理解者ではないのか。←



〜講習中〜



学「ここまでは覚えたか？」

『え。待って。全然頭にはいんないよ、浅野っち。』

学「お前は馬鹿なのか？」

『浅野っちよりは馬鹿です…。参考書、探してくるね！』

学「ああ。」


むぅぅ…社会をナメてたかなぁ…

暗記系は苦手だよぉ！泣


参考書が並んでる本棚ってドコだっけ？

ってか、ココドコ?? ←方向音痴


迷っていると。





、







？「ねぇ、磯貝くぅ〜ん」









『…ん？』



磯「うわっ、」



なんか 「ドカッ」 って聞こえた？


え、何々？？


いじめ？


『こっちから聞こえた…よね？』

声のする方に行ってみる。


…いた。

『あちゃ〜、やっぱりかぁ…』

しばらく静観しようかな ←


？「Ｅ組が図書室に来てもいいのかなぁ〜？？」

磯「オレは呼ばれただけで… わっ、」


また「ドカ」って…



てか、今蹴った人Ａ組だし…

仮にもＡ組がそんなことしていいの？




そろそろ止めようかな〜






？「キミはこの学校のことも知らないんだねぇ〜」


『あなたは 憲法第14条 も知らないんですね〜、Ａ組なのに。社会苦手の私でも知ってますよ？』


？「なっ…、さ、桜庭さん!?」


『憲法第14条。すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。』


磯「…」


『知ってました、田中君？』


田「そんなの当たり前じゃ…！」


『え〜、でも。あなたの今の行為は明らかに憲法違反でしたよ〜？』


田「!!」


『あ。あと、図書室ではお静かに、ね？』


そう言って 私は黒い微笑みを田中君に向けた。

田「…クソッ、」


あ、行っちゃった。


…じゃなくて！


『大丈夫!?傷とか、ない!?』


磯「え…ああ。大丈夫…」

『ホントに!?』


磯「ああ。」

『よかったぁ〜！』


磯「あの…、キミは？」


『あ、私は桜庭Aだよ〜♪』


磯「!?桜庭って、あの…浅野と幼馴染の…」

『うん、そうだよ？』


磯「いいのか?俺、Ｅ組なのに…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

字数の関係上次！
田中君４巻にいました笑

♪６→←♪４

Lucky　Character（Ｅ組の人々全28人＋先生3人＋secret（シークレット）←）うた担メンバーはセリフ付き！

茅野カエデ「バレンタインはチョコプリンで決まりだよねっ♪」

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