桜色のココア。【赤羽カルマ】

♪３１ ページ41

元気に「サボりますかっ！」って言ったものの…




『…えっと…赤羽君』

業「ん〜？何？」









『サボるって何すればいいのかわからない なう』

業「Aちゃん、サボったことないでしょ」

『っあ、あるし１回だけ！！屋上で空眺めて寝てたし！！１人で！どうせ寂しい人ですよーだ！』

業「誰もそこまで聞いてないけどｗ」

『…』






うん、先走った…








そしてしばらくの沈黙







業「Aちゃんさぁ」


破ったのは赤羽君だった。


『ぬぁ…何？』



なんか 噛んだｗ←



業「「ぬぁ」ってｗ」

『いいから！何さー』

業「自己紹介はスラスラしてたのに、何であの時テンパってたの？」



あの時？


『あ、休み時間？』

業「そ」


『んっとね〜、大勢で「会話」するのは久しぶりだったから、かな？
　自己紹介はほぼ一方的に話すでしょ？』

業「…ふーん」







え、会話終わり？




絶好のサボりスポットで男女２人が微妙な距離を保って立っている所に沈黙が訪れるという不思議な光景…(長い)



『あの… 業「そこ」 え？』


そう言って赤羽君は私がいる場所を指さした。


業「そこ、日光もろに当たってるけど 暑くない？」

『いやいやまだ5月だし』

業「別にいいなら俺関係ないけど」



文おかしいよ赤羽君…



というか、心配してくれたりしたのかな？


イケメンはすることが違いますなぁ



『あー、でも 確かにちょっとまぶしかったり暑かったりするかも』

業「こっちおいでよ。ここ影で涼しいからさ」

『あ、うん。ありがと』


せっかく心配してくれたんだから答えないとね！！

まぁ嘘はついてないし←



ちょっと遠慮がちに、赤羽君の隣に行く。



『お邪魔しまーす…』

業「なにそれｗ」

『何か赤羽君のテリトリーに入った感じするから…』

業「そっかｗ涼しいでしょ？」

『うん！風が気持ちいい〜』

業「ずっと立ってちゃしんどいし、座りなよ」

『そうしまーす。イケメンのお隣に座ってられるなんて私は幸せ者♪』


業「そりゃよかったｗ」



二人で木陰に座る。

気持ちのいい風が、私たちの髪をくすぐった。



『ふぁ…ねむ…』

業「あんなに遅く登校して来たのにｗ」

『それとこれとは別〜。確かにいっぱい寝たけどー…』

業「何時間くらい？」

『ん〜でも私夜型だし。昨日寝たのは10時半くらいかなぁ…。あっ夜の10時半、だからねっ⁉』

業「当たり前じゃんｗわかってるよー」


***
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Lucky　Character（Ｅ組の人々全28人＋先生3人＋secret（シークレット）←）うた担メンバーはセリフ付き！

茅野カエデ「バレンタインはチョコプリンで決まりだよねっ♪」

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