【そらる】この秘密は私しか知らない (ページ11)

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『そらるさんと付き合ってるんですか？』

まふくんからのストレートな質問。

私は１度そらるさんと目を合わせた。

そして………

｢付き合ってるよ。｣

絶対、顔赤くなってる、、、

そんな私に追い打ちをかけるように、まふくんは攻める。

『じゃあやっぱりそらるさんのこと好きなんですか？』

そらるの視線を感じる。

これ、言っても言わなくても地獄じゃないですか？？？

それなら言ったことに越したことはないか………

自分にそう言い聞かせて

｢もちろん……好きだよ？｣

やっぱり私は恥ずかしくなって、ムキになって仕返しをする。

｢まふくんは好きな人とかいるの？｣

だが、まふくんはさっきと表情をあまり変えず答える。

『どうだろう？』

ただ、それだけ。

え……

私だけみんなの前で好きとか言って、こんなのただの公開処刑じゃんっ………！

そんなことを考えていると、まふくんが口を開ける。

『で、そらるさんはどうなの？』

油断していたんだろう。

急にふられて彼は一瞬焦った表情をしたかと思えば、またいつもの冷静な表情に戻った。

『分からない？』

そう言ってそらるは私にキスをする。

まふくんが見ている目の前で、、、

そして、ひとこと放った。

『まふまふ、何か企んでる？』

全く意味はわからないが、確かにそらるはまふくんにそう聞いた。

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