【A3!】光の指す方へ 第３幕

▲shitoron’s birthday 2017.5.15 2/2 ページ29

▲shitoron’s birthday 2017.5.15 2/2



「駅前のところでいいですか？」


シトロン「いいヨ〜〜！
Aが行くところならどこまででも付いていくネ！」


「誕生日だからって調子のいいこと言わない！」



そんな他愛もない会話をしていると、ケーキ屋さんについた。



シトロン「あぁ、これも美味しそう♪
あっ！こっちにはこんなのもあるんだネ？
迷っちゃうヨ！！」



目を輝かせて、選んでる姿を見ているとまるで、小さな子どもが出来たようだった。



「シトロンさん、早く決めないと並んできちゃいましたよ？」



彼が悩んでいる間に気づくと後ろには数人待っているような人が見受けられたのだ。



シトロン「じゃあ、これをみんなで食べたいネ！！」



ようやく決まったようで、指を指している方向を見ると、そこにはアイスケーキがずらーっと並べられていた。



「これならみんな食べれそうですね♪」



ということで、ケーキはキャラクターの砂糖菓子のようなものが乗った、かわいいアイスケーキになった。



帰りは「これはワタシが持ちたいネ」と荷物まで持ってもらってしまって……

結局私が何をしに来たのかわからなくなっていた。



シトロン「帰ってきたヨーー！」

「ただいま帰りました。」



家に帰ると飾り付けは終わったようで、テーブルにはご馳走の数々が並べてあった。



シトロン「オォ〜〜とっても嬉しいネ〜〜」



今日１日を振り返ってみると、シトロンさんは自分の為のようで、人のことばかり考えていたように思えた。


なんか、シトロンさんのこと前より少ししれた気がするな………



「シトロンさん、誕生日おめでとうございます♪」



.



おまけ



万里「そういえば、Aとケーキ買いに行ったんだって？」


太一「もしかして、なんかあったりしたんッスか〜〜〜！？！？」


シトロン「それはもう、アイスケーキが溶けそうなくらいアツアツだったネ♡」


咲也「え！？ほ、本当ですか！？」



＿＿一方、その頃Aは



「………くしゅん！」


いづみ「どうしたの？風邪？」


「そうなのかな………」


いづみ「あっ、噂されてるとか？」


「噂！？

私なんかやらかしたかな………あっこの前………でもな……………」


いづみ「いや、そうじゃなくて」



.

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