▲Muku’s birthday 2017.8.30 1/3 ページ21
▲Muku’s birthday 2017.8.30 1/3
��椋 side ��
｢おはようございます♪｣
……ん？
あれ、Aさん……だよね？
なんで、僕の部屋なんかに？
｢お、おはようございます？｣
おかしい………
もしかしたら、Aさんは僕が寝ている間に、この国を我がものにしようとしている魔王の手によって、呪いをかけられたんじゃ………？
そうなったら他にも犠牲者がいるかもしれない！！！
A｢朝食の準備も住んでおりますので、後ほどいらして下さいね？｣
寝ぼけて気付かなかったけど、Aさんが今着てた服って……
.
｢……おはようございます｣
リビングに行くと、いつものようにいい匂いが漂っていた。
臣｢おはようございます、本日はチョコクロワッサンとチョココロネ、チョコレートドーナツとなっております。｣
そう言って、臣さんは僕の前にパンを並べた。
｢うわ〜〜僕の好きなチョコレートばかり！｣
最初は何も気にせず、ただただ美味しく食べていたものの、よく考えると何かおかしい。
臣さんは僕に対して敬語だし、この朝食も僕を中心にかんがえられているような………
いや、僕のようなこんなゴミでクズの虫ケラのような分際に、そんなことがあるわけがない。
天馬｢学校へ行く準備は整ったようですね。
本日は私の車で学校までお送り致しますので、お乗り下さい。｣
あの天馬くんまで別人のようだ………
やっぱり、魔王が世界征服のために地球を乗っ取ろうと！？
幸｢それでは行きましょうか。｣
どうしようどうしようどうしよう。
僕以外のみんなが呪いにかけられている……！
いつものみんなはどうしたら戻ってくるんだろう。
あ〜〜
僕だけがかからなかったなんて、本当にこの世界は終わりだ。
僕になにかが出来るはずがない！
なにかいい方法ないかな………
.
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作者名：きゃらめるみるく | 作成日時：2017年7月8日 15時
