好きって伝えていいのかな。2

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玲於side






…。








っと、危ねー。寝るとこだったー。





アイツに謝ってから寝ようと思ってたのに…。












、、




あぁー。




どんどん瞼が、重たくなってくる。






ってとこで、記憶が飛んだ。












トイレしたくて起きると




周りは雑魚寝状態。




何かウケる笑







「ハックション！」








くしゃみして立ち上がった時、




皆寝てるのに、足音が聞こえてきた。




ん？って不思議に思って




足音のした方を見ると








ちょっと驚いて気まずい顔をした、Aがいた。








A「あ、起きたんだね、玲於」




「おぉ、」








始めてちゃんと見るAは、




俺が知らない間に








大人っぽくなって、可愛くなってた。







「あのさ、ごめん。A。」




A「な、なにが？」




「昔、勝手に避けたりして。」




A「うん。」








それから沈黙が続いた。












A「でも、嫌いになったなら嫌いって

言ってくれれば良かったのに…。」









そう言うAから




つい、目を逸らしてしまった。
















だって…、





Aの大きい目が、










涙でいっぱいだったから。

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