桜色のココア。*second*【赤羽カルマ】

♪７８　〜夢主＆no side〜 ページ39

なんか女子の部屋でもいろいろあったみたいで挟み撃ちになったけど、

結局殺せんせーは殺 せなかった。


そして、現在。


『うわぁ！布団〜』


「あ、A。どこで寝たい？」


『どこでもいーよ〜！…あ』


「？どーしたの？」


『私、寝言すごいけどごめんね？』



そういうと、莉桜ちゃんが笑った。



「いーよ、そんなのｗ」


「うん。それに、Aいつもお昼寝してるけどさ、別に何も言ってないよ？」


『そうならいいんだけど…』




「よし、決めた！Aは茅野さんと莉桜の間ね」


『えっ、ホント！？やったぁ♪』


「A、よろしくねっ」


『いっいえいえ、こちらこそ…』


「な〜に恐縮しちゃってんの！ｗ」



莉桜ちゃんが耳打ちしてきた。



「恋バナ、いっぱい吐いてもらおっかなぁ？」


『別にそれといったものはないけど…』


「楽しみにしてるね〜♪」



な…なんかプレッシャー…。



*

〜no side〜




「じゃ、消すよ？」


片岡の問いかけに、岡野が答えた。


「はーい」


『おやすみぃ…』





「……えっ、Aもう寝たの？」



茅野が確認する。


「…熟睡です」


((早ッ))


「ま、お風呂でのこともあったしね」


矢田が苦笑した。


「Aも疲れたのかな」


「さ、私達も寝よ？」


「おやすみー」




しばらくして、誰かの寝息が聞こえてくる。


静まり返る女子部屋。


*




『……ん』


午前2時頃。





『………』



ふと目が覚めたAは、

まだあまり機敏に働かない頭でしばらく考え込んだ。



(……何も…見なかった)





「……A」


茅野とは反対の方から聞こえた声に少し驚き振り返る。



『…莉桜ちゃん。ごめん、起こしちゃった？』


「んーん、ちょっと前から起きてた」


『そっか』


「…考え事？」


『……ん、ちょっとだけ』



しばらくの間を置き、中村が口を開いた。


「A、外 出よっか」


***

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うた担メンバーからの一言☆

潮田渚「僕…頼りないかもしれないけど一応　男だし、ちゃんと襲うことだってできるんだよ？」

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