桜色のココア。*second*【赤羽カルマ】

♪５２　〜nagisa side〜 ページ12

「「さて、始めましょうか」」


その瞬間、みんなが思ったと思うこと



((……何を？))



「学校の中間テストが迫ってきました」

「そうそう」

「そんなわけでこの時間は」

「高速強化テスト勉強をおこないます」



『うわ…殺せんせーがいっぱいいる… ちょっと吐き気』


「にゅやっ！？酷いですよ Aさん！」


Aの前にいた殺せんせーが話しかけた

…本心じゃないと思うけど


『冗談だけど』

「そのフェイントいりません！」


…やっぱり



「先生の分身が一人ずつマンツーマンで」

「それぞれの苦手科目を徹底して復習します」


「下らね…ご丁寧に教科別にハチマキとか」


『え、教科別なの？それ。あと私のも』


呟いた寺坂君の前の分身を指さしてAが問いかけた。


「あ”？」


「…ってなんで俺とAだけＮＡＲＵＴＯなんだよ！！」

「寺坂君とAさんは特別コースです。苦手科目が複数ありますからねぇ」

『…なんで知ってるの』

「Aちゃん、自己紹介で言ってたじゃんｗ」


すかさず突っ込んだカルマ君。


…僕の勘違いかもしれないけど、カルマ君、Aのこと…


いや、でも編入したばっかりだし。カルマ君が一目ぼれなんて…まさか、ね。


「どうかしたの渚？苦笑いなんかして」

…顔に出てたみたい



殺せんせーは、

どんどん速くなってると思う。



国語6人 数学8人 社会3人 理科4人 英語4人 …NARUTO2人



クラス全員分の分身なんて、ちょっと前まで3人ぐらいが限界だったのに…


「うわっ！！」


殺せんせーの顔が歪んだ⁉


「急に暗殺しないで下さいカルマ君！！それ避けると残像が全部乱れるんです！！」


『何この分身、意外と繊細なんだね』


そういったAもナイフを刺し始めるんだから…


…両方の頬食べられたア○パンマンみたいだよ


「でも先生、こんなに分身して体力もつの？」


「ご心配無く


　1体 外で休憩させてますから」


「それむしろ疲れない！？」




…この加速度的なパワーアップは…


1年後に地球を滅ぼす準備なのかな



なんにしても、殺し屋にはやっかいな暗殺対象(ターゲット)で…


「……と、ここまではわかりましたか 渚君？」


「…はい」



テストを控えた生徒には心強い先生だ。


***

やっと長い長い前置き(らしきもの)が終わった…ここら辺からは原作に沿っていきたいと思います！

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うた担メンバーからの一言☆

潮田渚「僕…頼りないかもしれないけど一応　男だし、ちゃんと襲うことだってできるんだよ？」

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