二人の「まさき」 ページ4
僕は、「昌暉」と「マサキ」をこうして繰り返しながら過ごしている。
でも、そのスイッチを入れたり、こういうことを考えている自分は、一体どっちの「まさき」なんだろう。
1人称が「僕」で考えることが多いから、やっぱり「昌暉」の方なのかな。
だけどだからといって、「マサキ」が完全に居なくなるわけでもない。
二人の「まさき」をまとめてこうして冷静に見ている、今のこの自分は、誰なんだ?
例えば、DISH//のメンバー。
彼らといるときは、迷うことなく「マサキ」として自分を意識する。
スラッシャーといるときとか、スタッフさんと話す時も当然こっちだね。
家族や大学の友達、幼なじみなどと接するときは、「昌暉」という存在になる。
自分のかなりパーソナルな部分に入り込んでいる人の前では「昌暉」なんだから、そっちが本当の僕だと思われるかもしれないけど。
僕に言わせれば、どっちの「まさき」も本当の僕だ。
だからこそ、一人でいる時、自分はだれなのか?と思う。
分かるかな?この、二人の「まさき」を同時に見ている存在。
どっちも自分だけど、どっちか1つとしては存在できない。
単に仕事関係は「マサキ」
って、片付けちゃうのは、自分的にしっくりこない。
だからこそ、わからなくなるんだけどね、、、。
でもね、ふと思ったんだ。
「恋」
恋をすると僕は、どっちの「まさき」に傾くのだろう。
自己チュー自覚 あなたside→←愛されたいと、口に出すのは、、、
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作者名:苺ミルク | 作成日時:2017年4月28日 3時