やっぱり… ページ31
ある日、杏寿郎からメールが来た
杏寿郎ちょっと会えないか?
ちょっと迷ったが、行くことに。
あの告白の返事をしないと…
そう思い部屋を出ると、炭治郎がちょうど部屋から出るところだった
炭治郎「どこに行くんだ?」
そのまま会話をしないで、行こうかと思ったが、声をかけられてしまった
『えっと…杏寿郎に会いに行くの』
そう言って階段を降りようとすると、炭治郎が私の腕を掴んだ
炭治郎「待ってくれないか?」
『何?』
少し冷たかったかな…なんて思ったが、しょうがない
炭治郎「行かないでくれ。俺…Aを煉獄さんに取られたくない」
そう言われた時に、心臓がぎゅんっとなった
『…』
何も返事ができなかった
そこから沈黙が流れ、私は炭治郎の腕を振り払った
『炭治郎…私、炭治郎の気持ちがわからない。
炭治郎は彩菜さんと抱き合ってたじゃん。なのに、私は他の男の人と会ったら行けないなんて、おかしいよ』
そういうと、炭治郎は黙ってしまった
そして、私は杏寿郎が待っているであろう公園へと急ぐ
『杏寿郎…』
杏寿郎「A、来てくれてありがとう」
『ううん。全然大丈夫!』
そして、杏寿郎は衝撃的な発言をする
杏寿郎「俺、Aのこと好きだ…炭治郎君みたいに悲しませない自信もある。だけど、この間出かけた時にわかったんだ。Aには、炭治郎君があってる。」
『杏寿郎…』
勇気を出して言ってくれた杏寿郎に感謝しかなかった
杏寿郎「じゃあ、Aはお返しする。
炭治郎君」
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紡葉(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます!知ってるアニメですかー…結構知ってますけど、好きなやつで言えば鬼滅の刃とか、神様になった日とかが好きですかね… (2021年3月20日 22時) (レス) id: 4b1992f2c0 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月20日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紡葉 | 作成日時:2021年3月15日 23時