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「うわさっむ…冷房ガンガンですね！」
「お化け屋敷ですから。身体大丈夫ですか？」
「透さんがいるので大丈夫です。」
「あの、Aさん」
透さんは少し困った顔をしながら私の方を振り向いてきた。
「ちょっとだけ離れてくれませんか？」
現在私は透さんの背中に全力でしがみついてます。
だって離したらお化け視界に入るよ見えちゃうじゃないか！！
「嫌です無理ですごめんなさい透さん私のセコムになって下さい！」
「せ、セコムですか。」
こうして最強の盾を手に入れた私はお化けの巣窟へと足を踏み入れたのであった。
ーーー
「Aさん。」
「やばいあそこ絶対出るよあの角から気配感じる気配感じるよ…ぎゃああああほらなやっぱり出ると思ったよひいいいい！！！」
「あの、Aさん。」
「やっだなんでこんな所で五寸釘打ってるのお姉さん！呪わなくてもお姉さん美人だから将来有望な男の一人や二人見繕えるよ何でこんなことしてあああこっち来ないでえええ私敵じゃないよ！やめて勘弁していやああああ！！！！」
「……Aさん」
「タケシこのやろお前が他の女と浮気なんかしやがるからこんな魔の巣窟出来上がっちゃったんでしょほんとどうしてくれるのさ！？…あっごめんなさいお願いだからこっち見つめないでジリジリ近寄って来ないでお手手ワキワキしないでいやだあああああああ！！！！」
結局この後もひたすら叫びながら歩き回り、無事にお化け屋敷から脱出したのであった。
ーーー
「ううぅ…し、死ぬかと思った。」
「Aさん」
「何ですか、透さん。」
「もう外ですけど、このまま遊園地巡りますか？」
「え、あ、うおおお透さんごめんなさい！」
慌てて透さんから離れる。
コアラの如くしがみついてたよ。
「いえ大丈夫です。ただ抱き着かれてたら…」
「わっ」
「こうして恋人繋が出来ないと思って。」
恋人繋ぎにするのスマートすぎるぜ透さん。
「透さん、次どこ行きます？」
「そうですね…空中ブランコなんてどうですか？」
「あっ良いですね。行きましょ行きましょ！」
「そうだAさん、今度ホラー映画でも一緒に見ましょう！」
ねっ？と伝家の宝刀首傾げをしてくる透さん。
何でも言う事聞きますーって言ってる時にこれ使ってくるの酷くね！？
「………はい。」
見たくないのに…くそう。
そう言うしか無かった私に蕩けるような笑みを見せるあむぴ。
引きつった顔の私をスルーして、透さんは私の腕を引っぱって行くのであった。
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浄化の矢(プロフ) - 私はゼロの執行人がきっかけで安室さんが嫌いになりました。濡れ衣を着せられ苦しんできた過去があります。 (2021年7月28日 5時) (
レス) id: 417c3b53ab (このIDを非表示/違反報告)
レモア - あの...カラオケで主人公ちゃんが歌ってた歌って「タイム トゥ セイ グッバイ」ですよね？私の姉がカラオケに行くたびにそれ歌うんですよ。しかも90点越えです。見た瞬間笑い転げましたよwしかも丁度姉が来たときでしたw えっと、これからも頑張って下さい！ (2020年7月14日 16時) (レス) id: 6b7dbdc144 (このIDを非表示/違反報告)
伊月 - ジンさん、冷やし中華を差し入れって…w安室さん、……は？ ってなったんでしょうね。あと、冷やし中華はマヨで食べると美味しいですよ！ (2020年4月2日 0時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
ドーリー☆(プロフ) - 今更のコメントなんだけど、蚊の話めちゃ好き))) (2019年6月23日 13時) (レス) id: e7e2f8dfc2 (このIDを非表示/違反報告)
ドーリー☆(プロフ) - 今更のコメントなんだけど、蚊の話めちゃ好き))) (2019年6月23日 13時) (レス) id: e7e2f8dfc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田すだち | 作成日時：2018年4月24日 19時
