よんじゅー ページ34
「昴さん送ってくれてありがとうございます。」
家の前まで来たので昴さんにお礼を言う。
ということで昴さんお手手離してー我自宅に帰還出来ぬ!
「いえ…Aさん、」
「はい何ですうぉっ」
突然繋がれていた手を引っ張られ昴さんの胸に飛び込む。次の瞬間耳元に柔らかい感覚、その後ちゅっとリップ音がした。
そのまま耳元で「それではまた。」なんて甘い吐息と共に言い捨て昴さんは去っていった…が、
「……え、あ、う、」
あいつやりやがった!!!みみみみみ耳にキスしないでよおおおお!!!待って!!!え!?赤井さん!!?ええぇ!!?
とパニックに陥った私は暫くその場でキスされた耳を抑えながら真っ赤な顔で狼狽えるのであった。
ーーー
あれから30分くらいして漸く落ち着いてきた私は漸く自宅の扉を開けた。
「おかえり。ご飯あるよ。」
「食べるーありがとママン。ちなみにパピーは?」
「今日は飲みなんだって。」
「そうか、鍵下だけ締めとくね。」
「はーい。それじゃ私お風呂入ってくるから。」
冷蔵庫の中にサラダとお豆腐入ってるからと言ってお母さんはお風呂へ行った。
さてご飯を食べようと冷蔵庫の前に立ったら携帯が鳴った。え、誰ぞ?
着信相手を見て頭を抱える。あっ…あむぴだ。
そういや明日あむぴとデートだったよ。さっきの赤井さんのですっかり忘れてたやばい。
通話ボタンを押してもしもしと出る。
『Aさん今晩は。今大丈夫ですか?』
「今晩は透さん!全然大丈夫ですよ!」
『良かった。明日の事についてなんですけどAさんは…』
と透さんのマシンガントークを聞きながらも頭は先程の昴さんの事について考えてしまう。
嫌ァァァあんなことされたら嫌でも気にしてしまうよー!私は初心なんですぅー!あんなのセコいよー!!
と思考を飛ばしていた私の耳に急に透さんがヒヤッとした声色で
『所でAさん…今、何を考えていますか?』
と聞いてきた事により思考を電話の方へと戻したのであった。
→
***
みんゆん様コメントありがとうございます。2日にも渡って最新話まで読んで下さり感謝の限りです。番外編でちょっと書くかなぐらいで落とす予定未だ無いのでご安心下さい!存分に取り合われてくれ夢主よ(笑)
高瀬その様コメントありがとうございます。一気読み、そしてスラスラと読めたと言って貰えて嬉しさと有り難さでいっぱいです。今後とも更新頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願いします!
2031人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
浄化の矢(プロフ) - 私はゼロの執行人がきっかけで安室さんが嫌いになりました。濡れ衣を着せられ苦しんできた過去があります。 (2021年7月28日 5時) (レス) id: 417c3b53ab (このIDを非表示/違反報告)
レモア - あの...カラオケで主人公ちゃんが歌ってた歌って「タイム トゥ セイ グッバイ」ですよね?私の姉がカラオケに行くたびにそれ歌うんですよ。しかも90点越えです。見た瞬間笑い転げましたよwしかも丁度姉が来たときでしたw えっと、これからも頑張って下さい! (2020年7月14日 16時) (レス) id: 6b7dbdc144 (このIDを非表示/違反報告)
伊月 - ジンさん、冷やし中華を差し入れって…w安室さん、……は? ってなったんでしょうね。あと、冷やし中華はマヨで食べると美味しいですよ! (2020年4月2日 0時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
ドーリー☆(プロフ) - 今更のコメントなんだけど、蚊の話めちゃ好き))) (2019年6月23日 13時) (レス) id: e7e2f8dfc2 (このIDを非表示/違反報告)
ドーリー☆(プロフ) - 今更のコメントなんだけど、蚊の話めちゃ好き))) (2019年6月23日 13時) (レス) id: e7e2f8dfc2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山田すだち | 作成日時:2018年4月24日 19時