やらかさずに生きよう。ばーじょん2

さ ページ31

「おはようございます。」
「…はようございます？」

いやー見事に寝てしまったわー！起きたら目の前に昴さんの顔あって驚いたよねー、ほんとプチパニック。

「よく寝れましたか？」
「ぐっすりでした。…寝ちゃってごめんなさい。」

やっぱ己の睡眠欲には勝てなかったわーと謝れば「いいえ、気にしないで下さい。」と微笑まれた。
スパダリだよ。昴さん好きぃ。

「所でこれから何処へ行きましょうか？」
「あ、それなんですけどゲームセンター行きませんか？」
「ゲームセンターですか。」
「今日の記念にプリクラ撮りませんか？」
「あぁ、良いですよ。」

こうしてゲームセンターに行くことになりました！

ーーー

「あ、この機種だったらプリクラ全部保存出来るのでこれでも大丈夫ですか？」
「良いですよ。」

皆様やばいです。あの赤井さんとプリクラ撮っちゃうよ！苦手なタイプ使いのジムリーダー倒した時くらい嬉しい。

「あ、これとかどうですか？」
「ほぉ…凄いな。」

なんて言いながら背景を選択し、中に入る。


『カメラを見てねっ！それじゃー3.2.1っ！』

「昴さん映り良すぎじゃないです！？」
「普通でしょう。」


『それじゃーいくよっ！3.2.1っ！』

「すご、ウインク上手すぎじゃないですか！？」
「これくらい普通ですって。」

ほら、と間近でウインク決めないで下さい。衝撃強い！確かにスコープ見るもんね。そりゃ出来るか流石ハイスペック。


こうして何枚か撮っていき最後の1枚となった。


『ラスト1枚だよ！3.2.1っ！』

ポーズを決めてカメラを見ていたらラスト1秒の時に頬っぺに柔らかさを感じた。その後で聞こえたリップ音と離れていく昴さんの顔に頬っぺちゅーさるたのだと理解した。

「は！？」
「さて、それではラクガキしに行きましょうか。」

ラクガキの時はそりゃもう恥ずかしすぎてずっと赤面してたと伝えておくよ…ひぃ。

ーーー

「あ、出来たみたいですよ。」
「わー…すっごい綺麗に出来ちゃって。」

頬っぺちゅーとかブレもなく無駄に綺麗に撮れてやがって少し腹がたった。くそう、ブレてたら写真選択の時に捨てれたというのに！
昴さんに1枚渡して己のやつは財布に仕舞う。
まぁでもデートだしね。昴さんだしね。頬っぺちゅーは深く考えないようにしときます。

「昴さんプリクラの写真保存したらまた後で送りますね！」
「はい、楽しみにしてます。」


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＊＊＊
赤井さん視点編、甘さを注ぎ込みたくて四苦八苦してましたファー！

ん→←ー

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