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どこにも行ってほしくなくて
風になって、今すぐ会いたいと願っている
自分勝手だなってすごく思うけど、
きっと嫌われちゃってるかもなんてことも思うけど、
動き始めた想いは止まらない
出せる限りのスピードで走れば、
淳くんの家も、考え事もあっという間に終わってしまう
迷惑は百も承知です
何度も何度もインターホンのボタンを押して
「じゅん、くんっ…!」
目の前には息が上がった淳くんがいる
恋に気づいた私の目から見る彼はいつもの何倍も輝いていて、
そんな彼を目の前にしたら『諦める』なんて言葉は出てこない
「なんで今日、来てくれなかったの?」
淳「いやっ、具合悪くなってーーー」
「嘘つき。淳くんは具合悪くても、学校来てくれてたじゃん。
それとも、もう私からの返事、必要ない?」
思った以上に想いが溢れて止まらない
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作者名:かゆた | 作成日時:2015年11月27日 0時