や す こ と す ば こ 。

＊ ページ12

青side







翌朝。









すばちゃんに泊まらせてもらったのはええけど…









青「うわぁ…目ぇ真っ赤…」









洗面所で見た自分の顔は腫れ上がって真っ赤な目をした私。









…こんなんやったら、たっちょんに愛想尽かされてもしゃあないよね。









赤「安子〜、てうわぁ、目やばいなぁ…」




青「すばちぁゃん…」




赤「隠せるか分からんけど、これ貸したるわ。」









そう言って渡されたのは、大きめで真っ黒な伊達メガネ。









青「…ありがとお」




赤「…ん。ほら行くで」









.









今、登校中なうです。









青「んんん、どうしよう…」




赤「どうしたん?」




青「…たっちょんにどんな顔して会えば良いか分からへん」




赤「…大丈夫やって。いつも通りで行けば。」









そんなことを話してたら、









黄「２人とも、おはよう」




青「あ、亮。おはよう」




赤「…はよ、」









もう、すばちゃんたら無愛想なんやから!!









心の中ですばちゃんに呆れていると、亮がずいっと顔を近付けてくる。









青「え、あの、」




黄「…今日だてめなんや。」




青「あ、うん、そうやねん。似合う?」




黄「うん。似合う。」









そう微笑んだかと思うと、今度は私の耳元に近づいてきた。









黄「…昨日泣いたんやろ?(ﾎﾞｿｯ」




青「なんで…?」




黄「すば子ちゃんから全部聞いた。大丈夫。俺らが守ってあげるから。(ﾎﾞｿｯ」









すばちゃん…。









そんな時。









緑「ちょっと〜、亮ちゃん。俺の安子に手出さんといて〜」









偉そうにそんなことを言うたっちょんが来ました。









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