キャンジャニ∞の騒がしい日常【小説】

喧嘩しながら登校 ページ8

花side



「裕！！お前のせいで遅刻じゃねぇーかっ！！！」


走りながら怒鳴る私。

少々女っぽくないけど・・・そこは、まぁまぁ・・・←


「はぁ！？お前が気持ち悪いとか言うからやん！」


と、裕


「元はと言えばお前があんな発言しなきゃ、私が言う事なかったんですけど？！」

「やからって、言うか？！普通！」


走りながらも、喧嘩できる私らは凄い。


「おーい、二人とも・・・注目浴びてまっせ・・・」


と、呟く信五


『また、喧嘩してるねぇ、黒猫さんと横子さん』


ちなみに、横子とは、裕の事。

黒猫とは私。


『でも、いい関係の二人だよね！』


と、騒ぎ出す生徒、

はて、なんで騒ぐものか・・・。



「・・・・・うぇ・・・だりぃ」

「・・・・はいはい、黒猫さん」

「黙って」

「えー無理や」


と、裕。


「まだ、間に合ってるし大丈夫やろ」


と、歩きながら話す信五


「・・・・はぁ、疲れた・・・」

「体力ないもんなぁ？」


と、頭に置かれる手。


「・・・・私、百合になりたくないから離れてくれないかなぁ、？」←


けっこうきつい奴だ

泣くやつだ


だって、コイツも村子と言う名前だしね。

はたから見れば百合

女同士の恋愛になっちゃうし、？


「・・・・・・はぁ、」

溜め息を吐いて離れる信五。


「どーんまい♪」


と、来た裕


「・・・・・・やっぱ、根っからキモい」←


正直な感想を述べれば


「キモいって言うなああああ！！！」


響き渡る裕の声

あー、うるさい。

喧嘩しながら登校はほば、日常茶飯事なんです。

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