キャンジャニ∞の騒がしい日常【小説】 (ページ18)

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大切なことページ18

ありすside

錦子さんがキャンジャニについて知りたいと言い出した

確かに、何も知らせずに、何も伝えずに連れて来ちゃったみたいだからね

あ！まず自己紹介しなきゃか…

「まず、私からかしら。生徒会長の黒峯横子と申します。以後お見知り置きを」

その場に立ち上がり、頭を下げる横子

「私が副会長の白石ありすと申しますわ。よろしくね？」

横子の隣で最高の笑顔を添えて頭を下げる私

最初はこれぐらいしとかなきゃね？

「同じく副会長の紫岡村子と申します」

と八重歯を光らせながら、頭を下げる村子

「会計の紅沢すば子…」

スルメを咥えたまま名乗るすば子

「先ほども自己紹介したけど、会計の城宮美紀よ。よろしく」

優雅に振る舞う美紀

「書記の橙内丸子です～」

いつものように挨拶する丸子

「書記の黒澤花」

必要以上の事は言わない花

「風紀委員長の青原安子と申します♪」

周りにお花畑が見える安子

「風紀副委員長の華宮咲耶です。よろしくお願いいたします。」

落ち着いた大和撫子の咲耶

確かに、このメンバーだったら、自分がなぜ選ばれたのか、不思議に思っても仕方ないわね…

「それで～なんだったかしら？」

横子が得意な物忘れを発揮

「なんで、一年生が選ばれたか。キャンジャニのシステムについてよ」

美紀が溜め息混じりに答える

これは、選んだ私が言うべきかしら…

「なんで、あなたたちが選ばれたかに関しては、ここでは話せないから、寮の方で詳しく話しますわ」

笑顔で一年生を見る

だって、ここじゃ、倉子さんや錦子さんの理由を言えないし、全員の素性を明かせないからね…

「キャンジャニとは、いわゆる生徒会役員ね」

村子がキャンジャニについて解説する

「だけど、キャンジャニは選ばれた人間しか入れない…」
すば子が言う

「その条件として、見た目、内面が美しいこと」
丸子が続ける

「秘密があること」
花が村子の隣で話を続ける

「そして、一番大切なのは、キャンジャニメンバーから選ばれることでしょうか」
咲耶が最後に言う

「他に、何か質問は？質問がなければ、寮に行きましょうか」
安子が立ち上がり提案してくる

分かったかな…若干、不安だけど…

あ、入学式！参加してない…

ま、良いか…

私は、ケータイを取り出し、理事長にメールをしておいた