阿部家の天使は2.5次元の存在らしい【佐久間大介】 (ページ17)

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お友達ページ17

『喜んでくれた』

佐「そっか！！良かったねぇ〜！」

……あのライブからだいたい１ヶ月……SnowManのツアーが全て終わった2日後……つまり、クリスマスイブ。この男から連絡が来た

『疲れてないの？』

佐「元気元気！何ならまだ公演行けるね！！てかこれからも仕事だし」

『体力凄いんだね…亮ちゃん帰ってきた時すぐ寝てたよ。ていうか時間ないんじゃないの？』

佐「無い！けど…ライブどうだったか直接聞きたくて！！俺が誘ったしさ、やっぱ阿部ちゃんカッコよかった！？」

『………分かんない』

佐「え！？！」

『亮ちゃんにはカッコよかったって言ったの。でも……私、佐久間だけ見てたから分かんない』

佐「…………っ！？！！？！」ｶｧｯ

『…？顔赤いけど生きてる？？』

佐「えっまっど…！？！！？お、推しからの供給…！？！これは優しさ…！？！！？！」

『…亮ちゃんって人気なんだなぁって思った。それが苦しかった。でも、佐久間の声だけが入ってきた瞬間があって』

佐「！あ、俺Aちゃん見つけて声出したんだけど俺の事見てた！？」

『やっぱりあの時目合ってたの？』

佐「合うよ！！だって1人だけ下向いてたからさ〜！意外にみんなのこと良く見えてるでしょ、俺！！」

『………うん、凄い。佐久間カッコよかったもん』

佐「ｯｯｯ………ありがとう、生きててよかった………」

『一応アイドルなんだもんね』

佐「一応どころか本職ですが…！！！！！」

『とにかく、ありがと。ライブはもう行きたくないけど…あの時はちょっとだけ、ほんのちょっとだけ楽しかったし、亮ちゃんには喜んで貰えたし。佐久間のおかげ』

佐「！…まだまだ同盟は続くからお礼言うには早いよ！！明日は阿部ちゃん帰ってくるの遅いだろうなあ…21時からクリスマスの生配信があるからさ」

『あ、うん…それは聞いた。帰ってくるまで私待ってるからパーティしよって言ったの。私それまでお昼寝してるし』

佐「そっかそっか！」

『佐久間も来る？』

佐「ｴｯｯｯｯｯｯｯ」

『夜遅くなるだろうけど泊まればいいし』

佐「っい…いやいやいや！！どうしたのAちゃん！？お、俺の事嫌いなんじゃ」

『…？そりゃ昔は変質者過ぎたけど今はもうお友達じゃないの？？……お、お友達って許可いるっけ……？？』

佐「……………っあはははは！！！！」

『！？』

佐「おっ…おもしろっ……」

『何なの！？！』