阿部家の天使は2.5次元の存在らしい【佐久間大介】 (ページ13)

今日:8 hit、昨日:20 hit、合計:155,475 hit

プレゼント選びページ13

『…凄い見られてるけど大丈夫？』

佐「いや俺バッチバチに変装してるから…てか見られてるのAちゃんだよ」

「あの子めっちゃ可愛くない…！？え、モデルさん！？」

「隣の男不審者…？」

「か、彼女2.5に出られるのでは…！？！！」

……気持ち悪い

佐「Aちゃん見て見て、面白メガネ！！！」

『…………………』

佐「すげぇ冷めた目！！！！」

『声大きすぎ、バレるよ。そんなの亮ちゃんにあげられないし』

佐「はーい……何系がいいの？？」

『時計とか、財布とか…常に持ってるものだったら思い出してくれるって思ったけど……重すぎるし、亮ちゃんは多分負担に感じちゃうんだよね』

佐「今まであげたのは？？」

『ここ3年だったらハンカチ、キーケース、タンブラー』

佐「おおおおおお…………何か阿部ちゃん持ってるの見た事ある気がする！」

『…佐久間は何あげるの？』

佐「ん、俺？俺はねぇ、メンバーで1個あげんの！」

『！そうなんだ。…仲良いんだね』

佐「良いよ！Aちゃんメンバーのこと聞いたりする？？」

『亮ちゃんから？……よく聞くのは佐久間だよ。他の人のことも聞くけどね』

佐「えっマジ！？嬉しいな〜！！俺もAちゃんからの話よく聞くよ」

『！』

佐「大切にしてるんだろうなって伝わってくる」

『……うん』

佐「阿部ちゃんに喜んでもらって、Aちゃんからの愛届けよ！！！！」

…この男も、見た目だけ見てくる奴らと同じだと思ってた

…いや、初めは多分そうだった。だけど……今は違う気がする

「私」を見てくれてる

『…佐久間って意外に良い人だね』

佐「！？推しから褒められた！？！」

『ちょっと気持ち悪くて変なのは変わらないけど』

佐「雑に貶された！！！！！」

『…あ』

佐「？どうかした？？」

『あれ…』

佐「！いいね…！！阿部ちゃん喜びそう！！」

『ほんとにいいと思う？』

佐「めちゃくちゃいいと思う！」

『…いつもならここでまだ数時間悩んじゃうけど…決めた！』

佐「え、いいの？」

『1人がいいって思ったやつより、2人がいいって思ったやつの方がいいでしょ。それに…亮ちゃんが好きな佐久間が言うんだから大丈夫』

佐「！…ふはっ」

『？何笑ってるの』

佐「何でも！！」(阿部ちゃん…俺、思ったより信頼されてるかも！！)