朝ごはん ページ20
佐「………んぅ………………おはようみんな…………っん？」
阿「佐久間、ここ俺の家」
佐「…あ、そうだった！！泊まったんだ！嫁達に挨拶してたわ」
阿「凄い習慣だな…ほら、そろそろ起きて顔洗ってきて。Aもう朝ご飯準備してくれてるから」
佐「…え！？！！？！」
『あ、おはよう』
佐「お…おはようございます……天使……？？？」
『何言ってんの。魚食べれるよね？』
佐「食べれます……………神に感謝…………………」
『…っふは、変なの』
佐 ｷﾞｭﾝｯｯｯｯ「…………い、いやいやいや」
『？…あ、亮ちゃん髪の毛跳ねてるよ』
阿「ん？」
『逆…しゃがんで？』
阿「うん」ｽｯ
『……ん、なおった！』
阿「ありがとう」ﾎﾟﾝｯ
『！うん』
佐(いや…それ同棲し始めたカレカノがやるやつーー！！！！)
『佐久間と亮ちゃんは今日早く出なきゃなんだよね？食べよ食べよ』
佐「Aちゃんいつもこんな豪華なご飯作ってんの…？」
『いやさすがに大学ある時とかはパンとかだけど。今日は昨日のスープの残りもあったし、魚ちょうど3尾あったし…』
佐「羨ましすぎるぞ阿部………………」
阿「いつも感謝してます！じゃあ、席に着いたところで…いただきます！」
『「いただきます！」』
…こんな風にずっと亮ちゃんが目の前にいてくれたらいいのに
……佐久間は…
佐「うま！！！！！」
ペット？
……いやいや、何で佐久間いる前提にしてるの
『あ、そうだ…31日と1日は家に帰ろうと思ってるから』
阿「！うん、それがいいね」
佐「Aちゃん紅白見てね〜！！」
『………紅白…そうだね、見ようかな』
特にファンの子と絡むなんてことないだろうし
阿「お年玉はまた渡すから」
『！いらないって…！』
佐「え、俺もあげる〜！！いくら欲しい？！」
『だから、いらない！！！子供扱いしないで！私もう大人なんだから！！』
「「そうだね」」
『絶対思ってないでしょ…！！！！』
…おかしいな
昔はこういう…妹としてしか見られてない言葉が、今よりもずっと嫌だったはずなのに
佐「Aちゃんマジでありがとう！！今度は俺が手料理披露するわ！！！」
『めちゃくちゃ下手そう』
阿「キッチン焦げそうだからやめて欲しいな」
佐「すげぇ辛辣なんだけどこの兄妹…！！！！！！」
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作者名：ふらり | 作成日時：2023年3月21日 11時
