出会い-1☆鬼邪高 ページ10
Aside
鬼邪高に通い始めて 3日目
チャイムがなって 先生が教室を後にする
うちの定時制には 昼休みならぬ 中休みがあって
たった今 その時間になった
中休みって言っても 授業を受けてる生徒なんて
数えるしか居なくて 相変わらず
使われていない教室はファイトクラブ
でもちゃんと 窓は割らない所とか可愛いよね…
一人で笑っていると
？｢おい。｣
この人…この間の…
前を見ると チハルと戦った男が立っていた
隣には 屋上で会ったスキンヘッドの男
2人は…いつも一緒なのか
クラスの皆が私に注目する
｢この間はどうも？古屋、だったっけ？｣
そっちは…っとスキンヘッドを見ると
ものすごいガンをつけてくる男
いや、近いし…
｢で、なんの用？ケンカなら他あたって？
元々そんなに好きじゃないから…｣
開きっぱなしの教科書とノートを閉じる
古屋｢…この間は…その…悪かった…｣
｢んへ？｣
予想外過ぎて変な声が出た
古屋を見ると バツの悪そうな顔をしている
古屋｢…村山から聞いた。
コイツらが先に…お前に手を出したって。｣
古屋の後ろには 少し見覚えのある顔達
もう、いいのに…
｢いや！そんなの！全然気にしてないし。
むしろ何かごめんなさい。｣
意外といい人だったのか
スキンヘッドの男も
シュンっとした顔をしている
関｢それに…いくら強くても…
女に手ｪ出しちまったし…｣
男が 話を続けた
｢大丈夫だって言ってるじゃん。
それに、私 アンタたちより強かったんだからね？｣
ニッと笑うと 何とも言えない表情の2人
｢じゃあさ…お願い1つ聞いてくれない？｣
？｢…お願い？｣
｢私とさ、友達になってよっ｣
またもやクラス中が私に注目する
古屋｢…いや、それは…｣
｢なんでよー。じゃあ、許さない！｣
？｢…それは！色々と困る…｣
色々って何？
｢じゃあ、今日からよろしくっ！
私、Aって言いますっ。
この間 転校してきました！｣
両手を2人に差し出すと
しばらく黙ったまま 私の手を見る2人
｢ん！｣
面倒なので 手を軽く振って催促する
渋々握られた両手
古屋｢…俺は古屋英人。｣
関｢関 虎太郎。｣
｢古屋に、関ちゃんね！
じゃあ…｣
周りを見ると
クラスどころか廊下からも見られている私達
ちょっと居ずらくなって
｢コンビニ…付き合ってよっ！｣
そう言って2人を外に連れ出した
ー
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ルル - リクエストお願いします！日向ちゃんの嫉妬みたいです！ (2018年4月3日 2時) (
レス) id: f2ec530db3 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ@馬公認の嫁(プロフ) - ホワイトラスカルズでaizawaとのお買い物デートお願いします (2017年7月29日 20時) (レス) id: 2200419093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KaNNa | 作成日時：2016年9月15日 23時
