空腹-1☆山王 ページ3
テッツside
テッツ｢ぬぉあー！腹減った…｣
ダン｢オレも…｣
っと言うわけで
イトカンに駆け込んだ俺とダンさん
テッツ｢ナオミさーん、腹減ったぁ。｣
テーブルに倒れ込むと
カウンターの中に
見慣れないエプロン姿のAが居た
ダン｢え、Aちゃん？！｣
テッツ｢お前！皿割るつもりか？！｣
いつもカウンターで宿題をしてるか
腹減って項垂れてるか のA
｢失礼な！
私だって、家だと自分でやってるの！｣
あ、そっか。
Aって一人暮らしか！
ダン｢カウンター越しのAちゃんも
絵になるわー。
新婚だったらこんな感じ？｣
｢ダンさん、びっくりしてたくせに…｣
完全に疑いの目を向けるA
テッツ｢なぁ、腹減ったから何か作ってよ！｣
｢えー？ナオミさんに材料
使ったら怒られそうだもん…｣
ダン｢ええやん！
俺ら元気になったら後で買ってくるから！
腹減って元気でーへんねん…｣
ソファに倒れるダンさん
そのへんのパンのアニメじゃないんだから…
｢しょーがないなー。｣
腕まくりをするA
テッツ｢いぇーい！｣
なにはともあれ
空腹を黙らすことが出来るようになったようだ
トントンっと軽快なリズムでなる音
気になって覗いてみた
テッツ｢意外と上手いんだな！｣
｢…なんかムカつくー。｣
文句を言いながらも
手はちゃんと動いていて
手馴れてるって
こーゆーこと言うんだなって思った
カウンター越しにAを見ていると
カランｯ
ヤマト｢あー。腹減ったぁ……｣
｢げっ、大食い怪獣が来てしまった…｣
大食い怪獣こと ヤマトさん
ヤマト｢え？！A？！
おい、早まるな？！｣
青い顔をしてこっちを見るヤマトさん
｢え？｣
テッツ｢はい？｣
ダン｢は？｣
ヤマト｢テッツが何したかしらねぇけど
刺すのはまずいって…
いくら殴ってもいいから…な？
それ置けよっ？｣
ヤマトさんが青い顔をして言ったソレ
Aの右手に握られている包丁だった
ダン｢ブッ….｣
テッツ｢ヤマトさん…｣
ヤマト｢え…違ったのか？！｣
吹き出したダンさん
俺の隣でワナワナ震えるA
｢……もう！ヤマトさん、投げるよ？！｣
包丁を構えたA
テッツ｢ちょっ、A？！危ない危ない！｣
ダン｢ヤマト！Aちゃんに謝れ！｣
ヤマト｢え？！悪かった！！悪かったって！｣
ー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルル - リクエストお願いします！日向ちゃんの嫉妬みたいです！ (2018年4月3日 2時) (
レス) id: f2ec530db3 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ@馬公認の嫁(プロフ) - ホワイトラスカルズでaizawaとのお買い物デートお願いします (2017年7月29日 20時) (レス) id: 2200419093 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KaNNa | 作成日時：2016年9月15日 23時
