病系短編集

最高のステージを＊12＊ ページ20

涼介side


薮｢山田涼介!!｣


涼｢行けんのかっ!!｣

｢イエーイッ!!｣

涼｢………愛してるよ^^｣


｢キャーッ!!!｣


薮くんの紹介でステージに出る


もうすぐキツイダンスナンバーだ…



ﾀﾝｯ!!…ﾀﾀﾀｯ!!………ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾝｯ!!



…嘘…なにこれ…



…誰も…………ずれてない



…確かリハの時は…



涼｢っはあっ…はあっ…はあっはあっはあっはあっ……｣

知｢涼介？大丈夫？｣


イヤモニを外して近くに来る知念

涼｢いつの間にっ…はあっ…はあっ…｣

知｢光くんが涼介が帰ってからこんなんじゃだめだって怒って…｣

涼｢……そっか…はあっ…はあっ…はあっ…はあっ…｣

知｢涼介!!涼介!!｣


踊り過ぎたからか目の前がだんだん暗くなってきた


知｢………介!!……………介!!｣



…知念の声が遠い



…ってかまだ前半なのに



自分の気持ちに反して俺の意識はどんどん遠ざかっていった

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