STORY12 ページ12
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私を見つめるあの冷たい瞳は絶対私が元彼女だと認識していたはずだ。
じゃあ、どうして？
カルマの考えが全くわからない。
｢は？ お前送れんの？ Aちゃんに手だしそうで無理｣
前原さんは軽いノリでそう言ったのだが、
今の私にとってはその言葉が重すぎる。
心臓がえぐられるような感覚だった。
前原さんは知らないのだ、私たちの関係を。
｢あー？ 大丈夫だって、俺のタイプじゃないし｣
｢っ｣
カルマが笑った。優しい笑顔ではない。
バカにしたような、何かを諦めたかのような、そんな表情。
私は動けなかった。
瞬きすら、できない。
深い深い海の中にでもいるかのように真っ暗になる視界。
_________タイプじゃない。
涙が溢れそうだった。
こんなに好きなのに、届かない。
いや、届いちゃ、いけない。
｢いいよ、わかった。カルマ頼むな｣
｢あぁ｣
周りの女の子が｢行っちゃうの？｣と
残念そうにカルマに声をかける。
｢行くよ、もともと暇だから来ただけだし｣
冷たい言葉にも、彼女達は頬を赤らめ、
黄色い声をあげる。
わたしは、ツカツカと歩く彼の背中を追う。
必死に平静を装ってみたがそれが周りの人達の瞳にどんな風に映っているかはわからない。
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カノン(プロフ) - パクリお疲れ様。 (2017年10月14日 4時) (
レス) id: 7fb2b5975f (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 他のサイトで同じ話を見たことがあります。たまたまとは思えないぐらいセリフも似ています。すぐに削除された方が良いかと……。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: c318ccd936 (このIDを非表示/違反報告)
望月澪(プロフ) - とても面白くて、凄いです！これからも無理せず更新頑張ってくださいね！ (2017年9月11日 6時) (レス) id: 1674cce62d (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ - 魔法のiらんどに同じ作品で登場人物の名前だけが違うのありますよね (2017年9月9日 0時) (レス) id: d7e6937d1e (このIDを非表示/違反報告)
くれあ - Cannaさん» ありがとうございます。これからも宜しくお願いします。更新は、自分の都合ですが頑張っていきます。 (2017年9月8日 22時) (レス) id: 4da54667cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはく | 作成日時：2017年9月7日 22時
