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それから、花ちゃんと結愛と意気投合するまで
大学1年の間は、ほとんどちーちゃんたちと一緒に過ごした。
講義も一緒。お昼ご飯だってもちろん一緒。
突然グループを変えて、しかもイケメン男子グループの中に女が1人。
周り、主に女子からの視線は相当痛かった。
だけど、彼らはそんな批判の目から守ろうとするように、
特にちーちゃんは…
絶対私を一人にしないと言わんばかりに、そばに居てくれた。
女の子特有のネチネチや気まぐれ、面倒ごとなんて無い、彼らとの時間はとても心地良かった。
『学生アパートに住んでる先輩が、同じ高校出身なんだ。たぶんAも仲良くなれるよ』
大ちゃんやひかとのコミュニティに入れてくれたのもちーちゃん。
一匹オオカミを覚悟したあの夏、
気づけば私には、たくさんの友達ができていた。
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花「全然知らなかった、」
「…2人も正直、変な子だなって思ってたでしょ？男子とばっかりつるんでて」
本当は、聞くのが怖かった。
男子とつるむ私を、ふたりはどう思っていたのか。
だけど、
花「んー…？ただの仲良しさんだと思ってたよ？」
結愛「私もべつに嫌悪感は無かったな。A、男に媚びてるっていう感じじゃなかったし」
「……」
花「…Aちゃん？」
結愛「え？泣いてんの？」
「う、だって〜、……ふたりも私のこと悪く思ってたんじゃないかって、思ってて」
結愛「はぁ？あんなバカな女たちと同類にしないでよ」
花「そうだよ〜！」
そんな心配無駄だったんだ。
．
右隣の花ちゃんが、ごろんと私の方に体を向けた。
そしてそのまま、私のことを抱きしめた。
「…花ちゃん？」
花「 ありがとう、話してくれて」
「ううん、むしろこんな話聞いてくれてありがとう」
花「…あー！悔しいなぁ！その時からAちゃんと仲良くできてればな、」
花ちゃんの声が、少しだけ震えている気がした。
結愛「…ほんとだね」
左隣の結愛も、花ちゃんごと私を抱きしめた。
「…えへへ、両手に華だぁ私」
花「ぐすん、」
結愛「、なんで花が泣くのよ」
花「もらい泣きだよぉ……え、もしや結愛ちゃんも泣いてるの、！？」
「え！？」
結愛「ば、泣いてない！」
花「うそだぁ！目ウルウルだよぉ！」
話を聞いてくれたこと。私のために泣いてくれたこと。抱きしめてくれたこと。
これもきっと、忘れられない夏の思い出になる。
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きゃめる(プロフ) - めちゃくちゃお話好きです！！！更新大変だと思いますが、頑張ってください！応援してます(o^^o) (2018年8月27日 1時) (
レス) id: 4f69638b1d (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - こんにちは、知念担です！ (2018年8月27日 1時) (レス) id: 4f69638b1d (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - 追伸、私はがっつりリア恋枠ですが、全然想像とかけ離れてなんかないですよ！相手や周りには「え？僕は別に」って隠すけど、微妙に隠しきれてなかったり、陰で悶えてるとか、どちらかと言うと、正に！って思いました(^^)パート2も楽しみにしてます！！ (2018年8月21日 21時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - ぐあぁーー！ちーちゃんの、し・た・ご・こ・ろ！！（もっと頂戴）← 変態大歓迎です！← って、本当にほぼ毎回コメントしてしまってますが、どうしてもこの興奮と感謝を伝えたくてですね！ウザかったら言ってください 笑 次のお話まで悶えて待ってます← (2018年8月21日 21時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
hy8(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます！既にちーちゃんに悶えてるのに、これからのちーちゃんがたのしみすぎて今後じぶんがどうなっちゃうか若干心配です。笑 更新がんばってください！楽しみに指咥えてまってまーす！ (2018年8月21日 20時) (レス) id: b2e047b4f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい
| 作成日時：2018年7月21日 21時
