強豪でも高校生ですから。4

バカ5人衆ですが何か ページ18

及川「え、Aに実は強キャラでした設定いる？？？」


　『あなた失礼ですよ』


　金田一「あー…。俺は知ってました…。普通にAさんバレー上手いんで…」


　『さっっすが金田一少年。お目が高い！』


　花巻「え？ポジションは？」


　『…ウィングスパイカー』


　松川「でもAってマネじゃん？どうやって推薦とれたの？」


　『あのね、“知識豊富な私なら選手を支えられます。もう自らバレーをするという予定はありませんが、私のできる最前線で強豪の選手達をサポートしたいです。”みたいなこと言った！！』






私がココに来た理由は本当にバレーを、今度は違う方向から見てみたかったから。制服かわいかったし…。
それとね、オイカワとイワイズミが青城にくるのを知ってたから。男子の試合を気まぐれで見て、印象に残ったのはオイカワとイワイズミだった。
良いコンビだなって。

それで中学3年に上がってからオイカワが青城に行くらしいって風の噂で聞いた。さすが天下のオイカワくん、他校にいても噂が流れるとは。
オイカワがくるならイワイズミもくるんだろう。容易に想像ついた。

あんなコンビネーション間近で見てみたいって思った。華やかだった。







だからね、会えたのも一緒のバレー部だったのも偶然じゃなくて必然だったんだよ。






　及川「あ、そういえば今日の部活は体育館掃除らしいよ」


　松川「うわーマジかー」


　花巻「なんで俺達が！？」


　岩泉「マジかよ…」


　『まぁまぁ！頑張ろうぜー』










それでも、お前らに会えてよかった。

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