11 幸 せ の 涙 。 ページ13
【 春美 side 】
――――第十一章――――
どうして?
どうして貴方がそこにいるの?
夢?
また、涙が流れてくる。
さっきとは違う、
幸せの 涙 。
安心して身体に力が入らない。
龍友は私の顔を見てびっくりしてる。
やだ。見ないで。
こんな姿、見られたくない。
その時寝室から黒い影が___
手には鉄の棒のような物が握られている。
もしかして、、、。
春美 「龍友!!危ない!!」
『 ガ ン ッ 』
部屋全体に広がる嫌な音。
龍友 「っ、いってぇな、」
田村 「なーに、勝手に人の家に上がり込んでんの、」
龍友 「なにが目的?」
田村 「殺す為 。」
彼はそう笑った。
え ? 私、死ぬの?
彼は私の顎を持ち上げて笑う。
恐怖しかなくて身体が震える。
あ、あれ?なんかぼーっとする。
彼の顔がぼやけて視界が揺れる。
そのまま私は眠りについた。
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作者名:# kwmr_ | 作成日時:2017年10月25日 21時