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十一 1 ページ13

浅野side

『で、君はいつまでいるんですか』

と隣の者に声をかければ
びく、と肩を揺らし

万「……いや、拙者ももう行くでござるよ」

と微笑んだ。いつもの胡散臭い顔じゃなくてなんだかむず痒い

『あ、そ……じゃあね』

と別れの挨拶をすれば
楓原は僕の手を半ば強制的に握り(勿論恋人繋ぎ)
僕の耳元に口を寄せた

万「また会おう」

そう言いパッと手を離した
耳元で囁かれぞわぞわした。認めたくはないが、声は良い。
正確に言えば声と顔、だが不快なので言わない

何も言わない僕を見て困った様に微笑み、踵を返した楓原。
笠を深く被り直し、人混みへと紛れてしまった



…うざったい。なんであんな奴にどきどきしてるんだ。
違う。びっくりしただけだ。現に鳥肌が立ってるじゃないか!


……次はいつ現れるのだろう。こわ、次は刀を持っておこう

















〜〜〜

おはようございます、浅野です

今は家族に朝ごはんを作っています。
僕の家の家族構成は
父、母、兄、僕、妹です

3人兄妹の中でも僕が1番しっかりしていると親によく言われます。

兄は取り敢えず生活力が無さすぎる。
妹は何かとドジでいつも泥まみれで帰ってくるのだ。

だけどそんな兄も妹も歳は近い。
兄の身長は何故か高い。妹は僕より少し低いくらい


母は美人です。父は………ふむ、普通です

こんな2人の間に生まれて兄妹全員顔は父寄りなのだ。


『おはよう、母さん。明後日おじいちゃんのところに行くんだけど何か持っていくものとかある?』

母「うん、おはよう。あ、そうだ!お義父さんのところへ行くなら、これを持っていってくれないかしら」

とある壺の写真を見せられ、

『この写真?』と言えば笑いながら「ふふ、違うわよ。この間発注して明後日ちょうどできるのよ」
なるほど、と言って僕もつられて笑う。


我ながら平和な家族である。

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河井 - ぷんさん» 嬉しさ満開!いい言葉ですね!!楓原万葉…罪な男です。ただし私が書くものはどうしてもネタ寄りにまでなってしまうので…真面目な万葉も頑張って書いていきたいと思います…!こちらこそありがとうございます! (2023年1月9日 0時) (レス) id: 8a7a723f92 (このIDを非表示/違反報告)
ぷん - ひゃー!!!!推しのBLだぁぁぁ!!!!!嬉しさ満開!!!なかなかないから本当に嬉しいですありがとうございます泣 (2023年1月8日 14時) (レス) @page9 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
河井 - 夜叉さん» わひゃー!!!嬉しいですありがとうございます…… (2023年1月6日 16時) (レス) id: 8a7a723f92 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉(プロフ) - 神作を見つけてしまったありがとうございます推しが尊い(殴 (2023年1月6日 16時) (レス) @page4 id: 0a276b4c2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:河井 | 作成日時:2023年1月6日 11時

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