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第5話 ページ5

夏休み課題が終わるころ、東京へ行くための荷造りも整ってきた。



あとは、行く前にもっかい確認すればよし。



そして本日は、始業日である。












『んーと、9月中旬からやし、学校にも行かなあかんよなぁ』














めんどくさ、さぼってやろうか。



と思いつつも度胸がない私はおとなしく家を出た。















登校は一人でしたい派の私は、誰とも待ち合わせることなく学校へ向かう。



あ、今日新発売のジュースあるんだった。



ちょっとコンビニ寄っていこう。














「あ、Aやん」



『ぉっす、島津ー』












たまたま、同じクラスの島津にあった。



何気に中学からおんなじなんだよね。













「Aも今から学校、やんな?良かったら一緒n



『遠慮しときマース』



ちょ、待てって!!」














結構ガチで追いかけてくるから本気で逃げた。



帰宅部だからって甘く見られちゃ困る。



気付いたら学校で、後ろに島津はいなかった。










ガラガラ…





『おはよー』



「Aちゃんおはー」



「元気してたー?」














ラインとかもしてたのに、会って話すだけで久しぶりに感じられる。



やっぱ、向かい合って話すって大事だよね。



朝の島津の事とか話していると、いつの間にかHRの時間に。














「おーっす、お前らおはよう、委員長」



「きりーつ」













不協和音とともにみんなが腰を上げる。



面倒くさい1日の始まりだ。













*+*+*

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作者名:zyuma | 作者ホームページ:http://towa  
作成日時:2023年11月24日 17時

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