▽衝突 ページ6
次の日、いつも通り学校へ行っていつも通り友達と話をして、講義を受ける
セフンの姿は無かった
気まぐれなのは良いけどちゃんと学校来ないと単位落とすよって言ったのに
……まぁ、セフンの勝手だけど
｢ねえA来週の土曜暇？｣
｢え？うん、その日は暇だよ｣
｢じゃあご飯行こ！｣
｢お、久しぶりだね？良いよ行こ行こ｣
｢他にも私の友達とかいるんだけど、良い？｣
｢私に社交性を求めているのなら行かないけど｣
｢違う違う、そんなんじゃないから行こ！｣
てな感じで友人の誘いに乗ったのだけど
後悔したのは店に着いてからだった
約束の土曜日
友達って誰だろうな〜となんとなーく考えてただけの私は店に入った瞬間引き返そうかと思った
｢ちょっと聞いてないんだけど｣
｢だって言ったらA絶対来ないじゃん｣
そこには私と友人のウネの他に知らない女の子が2人
そして知らない男が4人いた
｢無理帰る｣
｢ちょ、待って、お願い！座ってるだけで良いから！私を助けると思って……！！｣
助ける？なんで私がいる事で助かるわけ？
｢セフンくんのこと諦めるために新しい出会いを求めてるわけ私は！Aいないと人数足りないしA以外誘っても用事あるって断られたし！｣
そんな事言われても…
てか、今諦めるためって言った？
｢……なんでセフンのこと諦めるの？｣
大学入ってから一目惚れしたってずっとセフンのこと好きで見かける度騒いでたのに
｢好きでいても辛くなるだけだったから。私を見てくれることなんて、無いもんセフンくんは｣
そう言って視線を落としたウネが小さく見えて
放っておけなくなった
｢あーもーそんな顔しないでよ！わかったよわかった、座ってるだけだからね｣
それから1時間が経った今
本当に座っているだけの私
最初に自己紹介はしたものの、その後は目の前にある食べ物を食べて、手元にあるお酒を飲んでいるだけ
うん、美味しいから良しとしよう
隣にいるウネに声をかけてトイレへ向かった
我ながら酒豪なのかも、と感心する
あんだけ飲んどいてふらりともしない
でもそろそろ帰りたいな…皆楽しそうだし私が抜けてもなんの問題も無いんじゃないのかな
戻ったらウネに言ってみようかな
そんなことを考えながらトイレを出て席へ戻ろうとしたら男の人とぶつかってしまった
｢あっすみません……｣
曖昧に会釈をしてそのまま立ち去ろうとすると腕を掴まれて引き戻された
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K(プロフ) - ペコさん» コメントありがとうございます！わかります私もそんな感じです…(笑)嬉しいですありがとうございます(;_;)今後もよろしくお願いします！ (2017年10月3日 23時) (
レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 一気に読んじゃいました！面白かったです！あー、今の癒しは作品読みながら妄想と現実逃避になってしまってます(笑)他の作品も楽しく拝見してます★ (2017年10月1日 23時) (レス) id: d2f2d687fb (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - 山下 舞優さん» お久しぶりです、遅くなりましたが付き合ってからの2人を短いですが書いてみました！もし良かったら読んで下さると嬉しいです(^o^) (2016年8月21日 19時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
山下 舞優(プロフ) - お返事ありがとうございます！！大変なことを言ってしまって申し訳ありません(＞＜)楽しみにしてます！！ (2016年5月9日 21時) (レス) id: f4415a2e1b (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - 山下 舞優さん» コメントありがとうございます！嬉しいです(; ;)余裕が出来たら少し考えてることがあるので、もしかしたらですがその後のお話もかけるかも知れませんのでよろしくお願いします！ (2016年5月9日 12時) (レス) id: c9ee003b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2016年3月17日 21時
