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1時間が過ぎると私の気分はお酒のせいで浮ついていた。
チャニョルは元々テンションが高いけどさらに少し高くなりベクはこの前飲みすぎたからと言って控えめ。
｢先輩彼氏いるんですか？｣
｢えー？いないよ！別れた別れた！チャニョルは？｣
｢俺はもう2年いません！あはは！｣
｢そーいや暫くいないよな、なんで？｣
ベクは唐揚げを食べながら隣にいるチャニョルを見て首を傾げた。
確かになんでだろう？
チャニョルぐらいなら彼女には困りそうにもないのに。
｢んー…なんでだろ？最近理想が高くなってきてるのかも｣
｢あー、ちょっと分かる。20代半ばにもなると慎重になってくるよな｣
そうか、そうだよね。
今から付き合う人とはもしかしたら結婚をする人なのかもしれない。
それなら慎重になるのも頷ける。
｢先輩はなんで別れちゃったんですか？｣
チャニョルの問い掛けにベクも興味ありげに見つめてくるので少し決まり悪くなった。
｢まぁ、振られたんだけどね。昔と違って今の私ってもう何でもかんでもハッキリ言うから…相手の癪に障ること言っちゃったみたい｣
｢例えば？｣
ミンソクさんに話した時とは違いぐいぐい突っ込まれる。
そんなに気になる話題だろうか、と思いつつも答えた。
｢凄い些細なことだと、家事は女だけの仕事じゃないんだから掃除くらいしてとか？｣
｢え？そんなことで？｣
驚いたように目を丸くする2人に苦笑いした。
確かに1度なら決定打にはならなかっただろうけど、きっと日々の積み重ねで不満が増えていったのだろう。
｢他にもいろいろあるけど…1番やっちゃったな〜と思った事はあるよ｣
続きを待つ2人に微笑み、口を開いた。
｢あなたといても、全然楽しくない。そう言った｣
驚いたような顔をしたチャニョルと動じた様子の無いベク。
ベクは今の私にも慣れていたからだろう。
｢でも最初は楽しかったから付き合ったんですよね？｣
ベクはそう言った。
その通りだ、そうじゃなかったら付き合ってはいなかっただろう。
…でも少し違うかもしれない。
｢昔は男友達すらほぼいなかったけど変わってから男の人とも話すようになって、その人が初めて告白された人だった。だから浮かれてたのかも。ちゃんとどんな人か分かってなかったんだよね｣
｢どんな人だったんですか？｣
この話題はとことん聞くつもりらしい。
いいよ、話すよ。
今更隠すことなんて何も無いから。
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K(プロフ) - ソルさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(;_;)ミンソクさん派も多いのですね！どちらとのハッピーエンドなのか、楽しんで読んでもらえると幸いです(^_^) (2018年5月24日 20時) (
レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ゆなさん» ベクペンさんなのですね！私なら選べないです、どちらとも幸せになりたいです...笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - きらさん» こんばんは！わー、ミンソクさん派！ベク派が多いと思ってたのでなんだか嬉しいです(>_<)どちらとも幸せになれれば良いのに...と作者なのに悶々としてます笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - いつも楽しく拝見してます！ミンソクさんとハッピーになってもらいたいなって思いますっ！ (2018年5月20日 23時) (レス) id: 0f050d23ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ベクペンだけど、選べません（笑） (2018年5月20日 4時) (レス) id: 2f6c46c71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2018年3月15日 18時
