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涙の止め方が分からない。
止めようとすると苦しくなるし、何故かよけいに溢れ出す。


「昔の私じゃ考えられないくらい変わって、人と接する機会も増えて…初めて好きだって言われた人と初めて付き合って…それで今の私でいるのがいいんだって思ったんです」


今まで告白された事なんて無かったから。
あの日ベクの気持ちを聞かずに立ち去った私にはあれが初めてだった。


内向的な性格を叩き直して、明るくて社交的な自分を作り出した途端に新しい出会いが出来た。
だから、今の私が正解なんだと思っていた。


でも暫くしたら、振られてしまった。
相手の気持ちも考えずになんでも発言した結果だった。


「ほんとは気付いてるんですよ…振られた時に気付いてます」


1度ぐっと涙を拭ってみたけどすぐに溢れ出てくる。
涙と一緒に、言葉も溢れ出てくる。


「根本的なところが変わってないんです…昔は本当の事を言えなくて皆を傷付けて、今は相手の気持ちを考えずに言葉で傷付けてる…変わりたかったのに…なんも変わらない」


ミンソクさんが私の話を聞いているのか聞いていないのかはもう、どっちでも良い。
身体の中に溜め込んでいたものを全て吐き出してしまいたい。
今吐き出さないと、いつどこで溢れ出てくるか分からないから。


「もう、どっちでいても苦しいんです…昔の私に戻るとあの日を思い出して息が出来なくなるくらい苦しくて、今の私でいるといつ誰を言葉で傷付けてしまうか分からなくて…怖いんです…」


こんな私を受け入れてくれる人がいること自体奇跡なのに。
それだけで奇跡だというのに。


「ベクは昔の私に傷付けられて、今の私も知ってるのに…それなのに好きだって言うんですよ?こんな人絶対に二度と現れないのに…なのに私は…」


私は今、貴方が好きなんです。
目の前に私の事を思ってくれている人がいるというのに、私は貴方が好きで好きで仕方が無いんです。


「Aさん」


ミンソクさんの声にびくりと震えた。
そんな私を見て、優しく微笑んだ。


「それでいいんじゃないですか?」


「え…?」


「さっきも言ったじゃないですか。自分がどうしたいのかが1番重要なんですよ」


長く語った私の言葉を短い言葉で包み込んだ。


やっぱり私は、どうしてもミンソクさんが好き。
ミンソクさんに好きな人がいたとしても私はそれでいい。


自分でもどうして泣いているのかわからないほど泣いて、ミンソクさんは何も言わずにずっと傍にいてくれた。

いつも通り→←やっぱり貴方が



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K(プロフ) - ソルさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(;_;)ミンソクさん派も多いのですね!どちらとのハッピーエンドなのか、楽しんで読んでもらえると幸いです(^_^) (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ゆなさん» ベクペンさんなのですね!私なら選べないです、どちらとも幸せになりたいです...笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - きらさん» こんばんは!わー、ミンソクさん派!ベク派が多いと思ってたのでなんだか嬉しいです(>_<)どちらとも幸せになれれば良いのに...と作者なのに悶々としてます笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - いつも楽しく拝見してます!ミンソクさんとハッピーになってもらいたいなって思いますっ! (2018年5月20日 23時) (レス) id: 0f050d23ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ベクペンだけど、選べません(笑) (2018年5月20日 4時) (レス) id: 2f6c46c71c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:K | 作成日時:2018年3月15日 18時

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