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｢彼｣の手は服の中へとするりと侵入し、下着のホックを外すとそのまま優しく撫でるように先端をなぞった。
キスをしながらくぐもった声を上げた事に恥ずかしさを感じる余裕も無くなってきた。
このままだと、やばい。
分かってるのに止まらない。
止まってくれない。
体重がこちらに加わりそのままベンチへ押し倒される形になった。
見上げた時に見えたチャンさんの表情は暗くて見えない。
チャンさんからも私の表情が見えない事を願うことしか出来なかった。
再びキスをすると、｢彼｣の手は太ももから足の付け根の方へと焦らすように迫ってくる。
ゾクゾクと体の中心が熱くなりながらも、チャンさんの再現力の高さに感服した。
ここまで再現出来るということは、私と違って余裕があるという事なのだろう。
そして下着の上から触れられた瞬間びくんと体が跳ねた。
辛うじて声は出さずに済んだけれど、このまま続けば確実に我慢が出来ない。
そう思いようやく理性が勝って手をどけようとチャンさんの手首を掴んだ時に1番敏感な所を刺激されて今度こそ大きく声が漏れてしまった。
｢もっと聞かせて｣
耳元で囁かれたそれは、｢彼｣の言葉だったろうか。
自分の書いた話でさえ上手く思い出せない程持っていかれそうだった。
下着の隙間から入ってきた指をするりと簡単に受け入れたところからはいやらしい音が響く。
動きに合わせて小さく漏れ始めた声はいつもの自分の声とは違いすぎた。
そろそろ、本格的にやばい。
こんな所誰かに見られたらたまったもんじゃない。
ここまでして途中でやめるのは正直に言うとかなりきついけれどこのままだと周りも見えなくなってしまう。
そうなってしまう前に…
｢チャンさん、もう、これ以上は本当にっ……んっ！！｣
チャンさんはやめるどころか1番敏感な所を刺激しながら胸の先端を服の上から軽く齧った。
｢お願い、ですから…っ…！もう、本当にこれ以上は、誰かに見られ、たら｣
途切れ途切れながらもなんとか声を出した。
理性が吹っ飛んでしまう前にやめておかないと本気で危ない。
器用に私の服を脱がさずにいてくれているけれどこの状況だと誰が見ても何をしているか分かってしまう。
｢誰も来ないですよ｣
｢そんなの分からないじゃ…ちょっと…待っ………！！｣
激しくなる指の動きに何かが込み上げ、びりびりと体が痺れるような感覚。
そして、すぐに頭が真っ白になって何も考えられなくなった。
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K(プロフ) - さえさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けたようで嬉しいです(T_T)私もさえさんが大好きですー！笑ありがとうございます、またどこかでお会い出来ると嬉しいです(^o^) (2017年10月18日 21時) (
レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - リコさん» コメントありがとうございます！お気に入りだなんて嬉しすぎます(T_T)こちらこそ最後まで読んでくださってありがとうございました！！ (2017年10月18日 21時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - satoetu61さん» 初めまして！ドキドキしながら読んでくださっと聞いてとても嬉しいですー！いつかまたイーシンさんのお話もかければ良いなとは思っているので気長にお待ちください(^o^) (2017年10月18日 21時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - だいすきでしたー！キュンキュンしっぱなしでした！更新お疲れ様でした。 (2017年10月17日 3時) (レス) id: cd64ed3849 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - ずっと読ませていただいてました！私のちょ〜お気に入り作品です★ありがとうございました！！ (2017年10月16日 22時) (レス) id: ad5f71dec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2017年6月13日 23時
