69話 ページ21
目を開けるとカーテンの隙間から眩しい朝日が差し込む暖かくて爽やかな朝で……
｢…やばい。｣
｢普通あのまま寝る？｣
｢だ、だって！ああもう馬鹿…｣
目を瞑ったらそのまま寝てしまい気付けば朝だった
人の家でここまで爆睡出来る自分に驚愕しつつスマホに映る不在着信の数に大きな溜息が出てくる
｢ジョンイニから81件の不在着信が…｣
｢俺には53件だよ、はは、すげえ｣
｢面白がってないで言い訳一緒に考えてよ！｣
着信履歴を見ながら笑うセフンを蹴飛ばして頭を抱えた
生まれてからこの方無断外泊などした事ないのにセフンとの関係を疑われ始めてる今セフンの家で不本意ながらお泊まりしてしまったなんて
｢あれだよね、俺にもこれだけ着信入ってるってことは俺の家にいること知ってるよね確実に｣
｢え？｣
｢ヒョンに聞いたんじゃない？俺の家知ってて乗り込んで来ないって事はちょっと本気で疑われてるかも、乗り込んだ時に見ちゃいけないものを見てしまうかも〜みたいな｣
｢えぇ！？ジョンイニにまで！？嘘だ、ミンソクが好きだってちゃんと言ったのに…！｣
｢あいつヒョンに対する態度が明らかに変わって俺と一緒にいる事が増えたの気にしてたもん、直接は聞いてこないけどAと何かあった？って聞かれたし｣
そんな…
真実を知るのは当人だけだなんて
でもそう思われても仕方が無いような態度を取っていた
そして今もそう思われても当然だと認めるしかない状況であることには違いない
｢どうしよう…え、ほんとにどうしよう…｣
｢なるようになるでしょ｣
｢なんでそんなに冷静なの！？私とそういう関係だと思われて嫌だとか思わないわけ！？｣
｢嫌っていうか面倒だよね｣
私と違って落ち着いた様子なセフンを見ているとこっちのイライラは増すばかりだった
イライラしたってどうにもならないと分かっているから落ち着いているんだろうけど、それがまたイライラする
｢最悪だもう…学校休みたい…｣
｢単位落としても知らないよ｣
｢ああもう行くよ！行くし！帰ってシャワー入って着替えてから行く！｣
｢だね〜同じ服で行ったらいかにもお泊まりしてきました感出るもんね〜｣
｢なんかちょっと楽しんでない…？｣
そんなことないよ〜と言いながらも心做しかニヤついている
そろそろ本気でイライラゲージがMAXに差し掛かりそうになったので深呼吸をして自分を落ち着かせた
……今日も1日、長くなりそうだ
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K(プロフ) - オさん» ありがとうございます、嬉しいお言葉...(;_;)セフンの話がTwitterで短いけど公開していますのでそこで明らかになります！ありがとうございます、これからもよろしくお願いします！ (2018年7月8日 14時) (
レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
オ - すごく面白かったです！セフンが主人公のこの事好きなのかなーと思っちゃいましたwとりあえず、感動しました！他の作品も読ませて頂きたいと思います！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: 7dfbf1448b (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - Kuma Satokoさん» 初めまして、コメントありがとうございます！とても嬉しいお言葉です(;_;)他の作品でもお会い出来ることを楽しみにしてますね(^o^) (2017年12月28日 23時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
Kuma Satoko(プロフ) - 初めまして！Kさんの作品を読み漁っています(≧∀≦)こちらも一気読みして、興奮して鳥肌が…(笑)ミンソクさんステキ過ぎました(〃ω〃)素敵な作品ありがとうございます！また他の作品も読み漁らせていただきます！！ (2017年12月19日 13時) (レス) id: 03a0943bf5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - kouさん» コメントありがとうございます！一気読みしてくれたんですね、嬉しいです(;_;)番外編も誰の番外編かはまだお楽しみ、にはなりますがいつか必ず投稿するのでお待ちください！ (2017年9月26日 23時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2017年5月29日 22時
