63話 ページ15
月曜日学校へ行くとジウが体調の心配をしてくれて、申し訳なくて上手く笑えない私を見てまだ本調子じゃないと更に心配を掛けてしまった
ズル休みみたいなものなのに本気で心配されると良心が…
｢今日はゆっくりしよっか。学食やめとく？それとも行った方が元気出る？｣
｢…行こうよ、ジュンミョン先輩に会いたいでしょ？｣
照れたようにはにかむジウを見てチクリと胸が傷んだ
私も前まではそんな顔して笑えてたのかな
｢金曜Aいないからどうしようか迷ったけど結局学食行ったらさ…なんていうか…ミンソク先輩とセフンくんって別に仲悪くないよね？｣
｢え？うん、どちらかと言えば仲良いと思うけど…｣
｢だよね？なーんかセフンくんミンソク先輩に冷たくってさ、どうしたのかと思って｣
セフンが？
私がいない間に何かあったとか？
そう思うとなんだかソワソワして一刻も早くセフンに話を聞きに行きたかった
余計なこと話したりしてなければ良いのだけど…
そしてお昼休み
ジウがまた課題を出し忘れたと先生の所へ行くのを待とうとしたけれどジウは気を使ってくれたのだろう、先に行ってて！と元気よく走り去ってしまい残された私は暫くその場に佇んだ
1人で会いに行く勇気はまだ無いんだけど…
どうしようかと戸惑っているとセフンが視界に入り慌てて走って近寄り腕を掴んだ
｢お、Aだ。仮病の調子はどう？｣
｢な、なんで仮病だと…｣
ミンソクと何かあったのか問い詰めようとしていた威勢は萎んでいった
体調悪いから休むって言ったのに何故だ
｢Aが体調不良とか滅多にないし金曜はなんだかヒョンも変な感じだったしどうせまたなんかあったんでしょ｣
肩を竦めながらそう言うセフンにイラッとしたけどその通りだから何も言えなかった
｢もうどうしたらいいのか…｣
｢それは話した方が楽になるの？それとも聞かない方が良いの？｣
｢…聞いてもらえると有難いです｣
普通はなんかあった？話聞くよ？とか言うところなのに、本当にセフンらしい
｢じゃあ俺ん家来る？｣
｢え？喫茶店は？｣
｢あそこの前通った時同じ学校の子入ってくの見たからやめといた方が良いんじゃない？話するなら｣
｢えぇ？あの店に大学生が？…でも良いの？入れたくないんじゃ…｣
｢Aだからいいんだってば｣
２度目の喜ぶべきなのか悲しむべきなのかわからない言葉に顔を顰めながら、並んで学食へ向かった
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K(プロフ) - オさん» ありがとうございます、嬉しいお言葉...(;_;)セフンの話がTwitterで短いけど公開していますのでそこで明らかになります！ありがとうございます、これからもよろしくお願いします！ (2018年7月8日 14時) (
レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
オ - すごく面白かったです！セフンが主人公のこの事好きなのかなーと思っちゃいましたwとりあえず、感動しました！他の作品も読ませて頂きたいと思います！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: 7dfbf1448b (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - Kuma Satokoさん» 初めまして、コメントありがとうございます！とても嬉しいお言葉です(;_;)他の作品でもお会い出来ることを楽しみにしてますね(^o^) (2017年12月28日 23時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
Kuma Satoko(プロフ) - 初めまして！Kさんの作品を読み漁っています(≧∀≦)こちらも一気読みして、興奮して鳥肌が…(笑)ミンソクさんステキ過ぎました(〃ω〃)素敵な作品ありがとうございます！また他の作品も読み漁らせていただきます！！ (2017年12月19日 13時) (レス) id: 03a0943bf5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - kouさん» コメントありがとうございます！一気読みしてくれたんですね、嬉しいです(;_;)番外編も誰の番外編かはまだお楽しみ、にはなりますがいつか必ず投稿するのでお待ちください！ (2017年9月26日 23時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2017年5月29日 22時
