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あれからチャニョルくんを見かければ話しかけて、短い時間だけど少しの会話もするようになった
そこでわかったことはほんの少し
ここの学生では無い
学食が美味しいから来てるだけ
同じ年齢
兄弟がいる
それくらいだ
でも、確実に距離は縮まったし敬語も抜けて気さくに話せるようになった
少しずつチャニョルくんのことを知っていくことが嬉しくて、そして楽しかった
そしてふとした時に見せる冷めた目と、翳る表情がもっとチャニョルくんを知りたいと思わせる
｢ねえチャニョルくん｣
｢ん？｣
｢サングラスさんは元気？｣
やっぱりあの時の記憶が消えなくて
どうしても気になってしまったから聞いてみるとチャニョルくんは目をそらした
｢あいつはもう、駄目かな｣
｢駄目…？｣
｢あいつにも見つかるといいんだけど。…まぁ俺もだけど｣
何のことを言ってるのかわからないけど
たぶん聞いても答えてはくれないと思うからそのまま黙ってアイスカフェラテを口に含んだ
｢まぁどっちにしろ苦しいことには変わりないよなぁ…｣
たぶん独り言だから
私は何も口を挟むべきじゃないのはわかってる
なのに黙ってられないのが私だった
｢そんな暗い顔ばっかしてたら楽しいもんも楽しくなくなっちゃうよ？今は今を楽しまないともったいないよ！｣
｢…楽しいって感覚がもうわかんない｣
自分を嘲笑うかのように口のはしをあげて笑うチャニョルくんに目を細めた
それを訝しげに私を見るチャニョルくんに言った
｢笑うって事は楽しいってことだよね？｣
｢え？あぁ、まぁ…そうだね｣
｢チャニョルくんだって笑ってたよ、私の般若顔見て笑ってた｣
むかつくけど、あの時のチャニョルくんは絶対笑ってたもん
作り笑いなんかじゃ無かったもん
少し黙った後にふっと息をもらしたチャニョルくんはやっぱり笑っていた
｢そっか｣
それだけ言って立ち上がりまたね、と言い出て行った
怒らせてしまったのかとも思ったけど背を向けながらも手を振ってくれる所を見るとそういうわけでは無さそう
あぁ、私はやっぱりチャニョルくんが好きなんだろうな
ジミンに言ったらなんて言われるかな
一目惚れみたいなもんだし…
チャニョルくんがどんな人なのかとか色んな話をしたいけどあまり人に話さないでって言われたからそれを堪えて今日も1人でチャニョルくんへの想いを確認して、確信して、ちょっぴり笑う
今は楽しいからこれでいっかな
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K(プロフ) - こぶるどっくさん» とてもキリの良いところでコメント下さったみたいです！笑 ありがとうございます、嬉しいです(; ;) (2017年6月20日 21時) (
レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
こぶるどっく(プロフ) - Kさん» ええ！！そうなんですか！！笑笑ビックリです^^どんどん他の作品読んでいきますね！！ (2017年6月20日 0時) (レス) id: baab207a54 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - こぶるどっくさん» 初めまして！1年前くらいの作品で文章も拙いのに…とても嬉しいです(; ;)そして投稿日見たらちょうど1年前の今日投稿していて驚きました笑 ありがとうございます、他の作品でもお会い出来ると嬉しいです(^o^) (2017年6月19日 21時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
こぶるどっく(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！！正直に泣きました。すっごく好きな作品になりました。これからも応援させて頂きます！^^ (2017年6月19日 7時) (レス) id: baab207a54 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ゆんさん» 初めまして！そう言って頂けてとても嬉しいです(; ;)番外編もあるので是非！またどこかでお会い出来ると嬉しいです(^o^) (2017年6月16日 18時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2016年6月19日 10時
