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土曜日
寝不足のまま待ち合わせ場所へ向かった
昨日は今日何を着ていくか決めるのに散々時間を使って、そして緊張のせいでろくに眠れなかった
それにどこ行くか決めといて、とだけ言って居なくなってしまって1人で行くところを決める事になってしまったものだから余計に…
話すようになってから結構経つけどチャニョルくんのことは知らない事ばかりでどんな所だったら一緒に楽しめるのかわからないからかなり悩んだその結果、
考えてもわからないならいっそ私が行きたいところに行こう！と決めた
それにしてもまさかお誘いオッケーしてくれると思わなかった
私といてもそんなに笑うわけでもなければ楽しそうにも見えないのに…優しいんだなチャニョルくんて
チャニョルくんのことを考えていると肩をぽんっと叩かれたので勢い良く振り返った
｢…あれ｣
私はチャニョルくんが来たのかと思って振り返ったのに、そこにいたのは知らない男2人
笑顔が一気に萎んだのが自分でもわかった
｢お姉さん暇ならこれからカラオケでも行かない？｣
｢いや、待ち合わせしてるんで｣
｢え〜良いじゃんちょっとでいいからさ！｣
ここは良く待ち合わせ場所にも使われ人通りが多くて賑やかなのもあるけど
こうやって声をかけてくる男が多いということで有名でもある
普通の道端では声もかけられない平凡な私でも声をかけられるくらいだからよっぽど凄いのだろう
｢もっと可愛い子誘ったらどうですか｣
その辺にほら、いっぱい歩いてるよ
｢え〜何言ってんの、お姉さんが可愛いから声かけたのに｣
お世辞にしか聞こえないその声に心が揺らぐはずもなく、2人から逃れるために待ち合わせ場所を離れてトイレに向かうことにした
トイレなら入ってこれないし今ならまだもう少し待ち合わせまで時間がある
｢ちょっとどこ行くの？｣
｢着いてこないでくださいよ！｣
｢30分だけでいいから！ね！お願い！｣
しまいには腕を引っ張り始めたので流石に焦り始めた
周りからしたらこの光景も日常なのか、気に留めてくれる人もいない
｢ちょっとほんとに……｣
｢あー、すんません、それ俺の連れなんですけど｣
突然聞こえた声に振り返ると
今度こそそこにはチャニョルくんがいた
｢腕、離してもらえます？｣
私と男の人の間に入り込んでそう言うチャニョルくんの顔は見えなかったけれど
2人はチャニョルくんを見るとなんだか怯えたように消えて行った
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K(プロフ) - こぶるどっくさん» とてもキリの良いところでコメント下さったみたいです！笑 ありがとうございます、嬉しいです(; ;) (2017年6月20日 21時) (
レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
こぶるどっく(プロフ) - Kさん» ええ！！そうなんですか！！笑笑ビックリです^^どんどん他の作品読んでいきますね！！ (2017年6月20日 0時) (レス) id: baab207a54 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - こぶるどっくさん» 初めまして！1年前くらいの作品で文章も拙いのに…とても嬉しいです(; ;)そして投稿日見たらちょうど1年前の今日投稿していて驚きました笑 ありがとうございます、他の作品でもお会い出来ると嬉しいです(^o^) (2017年6月19日 21時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
こぶるどっく(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！！正直に泣きました。すっごく好きな作品になりました。これからも応援させて頂きます！^^ (2017年6月19日 7時) (レス) id: baab207a54 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ゆんさん» 初めまして！そう言って頂けてとても嬉しいです(; ;)番外編もあるので是非！またどこかでお会い出来ると嬉しいです(^o^) (2017年6月16日 18時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2016年6月19日 10時
