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私が家に入るまで見送ってくれたミンソクさんにお辞儀をして1人になると少し冷静になった
なんだか恥ずかしい姿を見せてしまった気がする
次仕事行った時あやまっとこう…


顔を洗ってシャワーを浴びると完全に酔いが冷めて、目まで冴え切ってしまった


当分眠れそうにもないので部屋の掃除を始めたけれど、ベッキョンくんが来るようになってから常に片付けるようにしていたからすぐに終わってしまう


時計を見るとまだ朝の7時
ベッキョンくんを訪ねるのにも早すぎる


10時くらいになったら、行ってみようかな…
このままじゃきっと、何にも手が付かない


そう思ったのに


訪ねても不在で、204という文字を見つめて仕方なく部屋に戻った
日曜だもん、出かけてるよね


本当にすることが無くなってしまい結局は昼寝をした
あんなに思い悩んでいても眠れてしまうから人間って嫌だ


そして明日こそはって
仕事が終わってから夜遅くまで起きててもベッキョンくんは帰ってくることはなくて
思い切って連絡をしてみても既読が付くことは無かった


本格的に嫌われてしまった
こんなにも私はベッキョンくんのことが好きでも、もうどうしようも無いんだ


涙がじわりと浮かんだけれど乱暴にぬぐって布団へ潜った


そして次の日も、その次の日も
ベッキョンくんは家に戻ることは無かった
既読もつかないまま


拒絶されているだけなら良い
もし、ベッキョンくんに何かあったのだとしたら…?


その時スマホが震えて勢い良く飛びついたけれどやっぱりそこに浮かび上がる文字はベッキョンくんではなくてチャニョルくん
でも、私はその電話に慌てて出た


「もしもしチャニョルくん!?」


「あ、ヌナ…!ベッキョニと連絡付きます!?」


挨拶もせずに焦ったようにそう言うチャニョルくんに本気で嫌な予感がし始めた


「いや…家に帰ってないみたいだし、連絡しても既読も付かない」


「まじか…いや、学校にも来てないしバイト先に行ったらしばらく休むって…」


どうして?
ベッキョンくんはどうして誰にも何も言わずにいなくなったの?


「どうしよう、何かあったのかな?」


「私にもわかんないよ…」


私はその時ふと、ある人のことを思い出した
それが偶然なのかあるいは必然なのか


「ごめんチャニョルくん1回切る!!」


「へ?」


返事を聞く前に電話を切ってそのままある人へと電話をかけた


3コール鳴ったあと、電話に出たその人は



私の元彼だ

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K(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!他の作品もどうぞよろしくお願いします(^o^) (2017年2月20日 18時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - すっごいよかったです!! (2017年2月19日 12時) (レス) id: 16c6a36ad1 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - たまさん» ありがとうございます、嬉しいです(;;)頑張って更新してくのでよろしくおねがいします! (2016年5月3日 9時) (レス) id: c9ee003b2a (このIDを非表示/違反報告)
たま - 今までみた作品の中で一番楽しく読めた気がします!べっちゃん最高です~~頑張ってください!! (2016年5月3日 1時) (レス) id: df63ab58aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:K | 作成日時:2016年3月26日 12時

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