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土曜までの間、2日ベッキョンくんはご飯を食べに来ていつも通り何でもない話をして
最後に来た日は何か言いたそうに見えたけどそのまま帰っていってしまった


そして土曜
約束通りまたチャニョルくんとお酒を飲んでいた


いつもより早いペースで飲んでるわりには酔ってないようでしっかりとした口調で話している


チャニョルくんと話していると楽しくて気付けば23時を過ぎていた


「ヌナと飲んでたらいつか酒強くなりそうだわ〜」


「だといいね〜?でもそろそろ帰らないと明日バイトなんでしょ?」


「やだ〜もっと一緒にいたい〜」


「はいはい〜よちよち〜帰ろうねチャニョルくん〜」


子ども扱いすんなよ〜と唇を尖らせながら言うので余計可愛く見えた
チャニョルくんって図体の大きさに似合わず子どもっぽいとこあるから可愛いんだよね


お店をあとにすると駅まで送るといってくれて一緒に並んで歩いた


「学祭来週だね、楽しみだな〜早く2人の歌と演奏聴きたいな」


「期待して〜!惚れんなよ?」


「はは」


聴く前からベッキョンくんにはもう惚れちゃってるから笑うしかない


「俺のこともちゃんと見てよ?」


「え?もちろんそりゃあ…」


笑って横を見たら案外真面目な顔をしたチャニョルくんと目が合った
それに戸惑って一瞬固まっていると自分の着信音が響いて軽く飛び上がり、画面を見るとベッキョンくんの名前が浮き上がっていた


電話…?
電話なんてしたことないのに、どうかしたんだろうか


電話に出ようすると腕を掴まれて顔を上げると真剣な顔のままじっと私を見ていた
息をするのも忘れそうになる


「ベクから?」


「う、うん…あの、ごめん離して?電話出ないと」


「離さない」


私の言葉に覆いかぶさるように重ねられた言葉に戸惑う


いつもと違うチャニョルくんに動揺するのと同時に手の中で震えながら着信音を響かせるスマホに意識が集中する


「電話なんて来たことないしもしかしたら何かあったのかもしれないし、だから」


「出ないでよ」


「…なんで?」


「今は俺といるんだからベクのこと考えるのやめて」


思考回路がぐちゃぐちゃになってきた
どうしたっていうの?
こんなチャニョルくん、私は知らない


「チャニョルくん飲みすぎだよ、酔ってるんでしょ?」


「そう見える?」


見えないよ
見えないけど…


次の瞬間私はチャニョルくんにそのまま腕を引かれ
抱き寄せられていた

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K(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!他の作品もどうぞよろしくお願いします(^o^) (2017年2月20日 18時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - すっごいよかったです!! (2017年2月19日 12時) (レス) id: 16c6a36ad1 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - たまさん» ありがとうございます、嬉しいです(;;)頑張って更新してくのでよろしくおねがいします! (2016年5月3日 9時) (レス) id: c9ee003b2a (このIDを非表示/違反報告)
たま - 今までみた作品の中で一番楽しく読めた気がします!べっちゃん最高です~~頑張ってください!! (2016年5月3日 1時) (レス) id: df63ab58aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:K | 作成日時:2016年3月26日 12時

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