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数日後
約束通り仕事終わりに集まった私とベッキョンくんとチャニョルくん
3人で集まるのは初めてチャニョルくんと会った時以来だった


「っはぁ〜仕事終わりのビール程美味しいもんないわ〜!」


「Aさんおっさんみたいなこと言う〜」


ベッキョンくんにそう言われて前言撤回したくなったけど私はこういう人だ、諦めよう


「2人だって仕事始めたらそうなるから!でも2人もあと1年もせずに就職でしょ?」


「そう!もうすぐ実習地獄だよ〜髪黒くしないと」


チャニョルくんは自分の明るめの髪をいじりながらそう言った
ベッキョンくんも明るいけど、2人とも黒髪も似合いそう
あ、でもベッキョンくんは幼くなりそう


「Aヌナなににやにやしてんの?」


黒髪ベッキョンくんの想像をしていたらにやけていたらしくて慌てて顔を引き締めた


「いや、してない、お酒が美味しいだけ」


「それにしてもほんとにAさんお酒強いんですね?今何杯飲んでます…?」


「え?数えてないけど…7、8杯?」


「うえ〜そんだけ飲んでいつもと何も変わんないとかほんとにヌナ酒豪かよ」


「まだまだいけるよー!」


3杯で軽く酔い気味の2人はなんだか可愛いしそれを素面状態で見れる自分を褒め称えたくなった


「あれだよヌナ、女の子は酔って男に甘えるくらいが良いんだよ、それじゃあ男よりしっかりしてんじゃん!」


そう言われると身も蓋もないというかなんというか…
おっしゃる通りなんだけどさ


「酔えないんだもん仕方が無いじゃん…?」


「演技も時には必要だ!なぁベク?」


「え?」


ぼーっとしてたのか聞いていなかったらしく間抜けな声を出した
けっこう酔ってるのかな?


「聞いてなかったのかよ!まぁいいや、それよりベク最近バイト無い時遊び誘っても来ないよな?なに、ついに彼女でも出来た?」


「んなわけないだろ〜出来たら言ってるし」


「じゃあなんで遊んでくんないわけ?ベクの取り巻きも構ってくれないっていじけてるぞ」


ベッキョンくんがちらっと私を見たので少しだけ鼓動が速くなった
…少し期待しても良いのかな
私とご飯食べるから遊んでないのかな


「家でご飯食べることが今のブームなの〜」


「え、自炊してんの!?」


「そんな感じ」


チャニョルくんや女の子のお誘いを断って私とご飯を食べてくれていたんだ…


たとえそれが今だけで、気まぐれだとしても
私を優先してくれているんだと思うと嬉しくなった

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K(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!他の作品もどうぞよろしくお願いします(^o^) (2017年2月20日 18時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - すっごいよかったです!! (2017年2月19日 12時) (レス) id: 16c6a36ad1 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - たまさん» ありがとうございます、嬉しいです(;;)頑張って更新してくのでよろしくおねがいします! (2016年5月3日 9時) (レス) id: c9ee003b2a (このIDを非表示/違反報告)
たま - 今までみた作品の中で一番楽しく読めた気がします!べっちゃん最高です~~頑張ってください!! (2016年5月3日 1時) (レス) id: df63ab58aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:K | 作成日時:2016年3月26日 12時

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