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こんな日が何日か続いた
ベッキョンくんはバイトで遅くなる日以外はほとんど来てお皿洗いを律儀にして帰る
たまにおいしいお菓子も持ってきてくれた
ベッキョンくんと2人で過ごす時間を噛み締めていると声をかけられたことに気付かなくて、おーい、と顔の前で手を振られてから慌てて顔を上げた
「ごめん、何?」
「いや、特に何も無いですけど…ぼーっとしてるからどうしたのかなって」
「そうかな?何でもないよ!あ、そうだベッキョンくん」
慌てて話題をそらそうと自分から話を振ってみる
ベッキョンくんと一緒にいられることが幸せで…とか口が裂けても言えないよ
「そろそろチャニョルくんと3人でご飯行かない?」
「お!行きましょ行きましょ!金曜か土曜が良いですよね?チャニョルに聞いてみよーっと」
早速ポケットからスマホを取り出し連絡をし始めた
話題を逸らすためとはいえ、早くご飯に行きたいのも事実だった
チャニョルくんにはこの前のお詫びとお礼も言いたいしね
あとベッキョンくんが酔ったらどうなるのかもちょっと楽しみ
「チャニョル金曜暇みたいですよ〜Aさんは?」
「私も大丈夫」
「じゃあけってーい!」
語尾に☆が付いてそうな顔をしながら言う
なんかベッキョンくんてほんと、見てて飽きないや
「あ、Aさん、俺がご飯食べに来てることチャニョルには秘密にしてもらってもいいですか?」
「え?どうして?」
「だって言ったら絶対チャニョルも来たがるもん」
うーって口を尖らせながら言うから可愛くてまたしてもわしゃりたい衝動にかられる
耐えるんだ私…!
「別に私は構わないよ〜?」
「…いや、駄目」
ちょっとふてくされた顔をしているから首をかしげた
なんでちょっと機嫌悪くなったの?
「言っちゃ駄目ですからね!?」
「わ、わかった」
押され気味に返事をすると満足そうに頷いて自分と私の分のお皿を持ってキッチンへ向かった
なんだか見慣れたこの光景にも自然と頬が緩む
こんな毎日が続くはずはないけど
それでも今はこの幸せを大切にしようと思った
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K(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!他の作品もどうぞよろしくお願いします(^o^) (2017年2月20日 18時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - すっごいよかったです!! (2017年2月19日 12時) (レス) id: 16c6a36ad1 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - たまさん» ありがとうございます、嬉しいです(;;)頑張って更新してくのでよろしくおねがいします! (2016年5月3日 9時) (レス) id: c9ee003b2a (このIDを非表示/違反報告)
たま - 今までみた作品の中で一番楽しく読めた気がします!べっちゃん最高です~~頑張ってください!! (2016年5月3日 1時) (レス) id: df63ab58aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2016年3月26日 12時