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そうして次の日
仕事終わりにベッキョンくんが家に来ると思うと自然と顔がにやけていたらしく休憩中のミンソクさんに当然のごとく突っ込まれた


「なになに、なんかいい事でもあった?もしかして彼氏できた?」


「出来てません!何もありません!!」


お隣さんが家にご飯を食べに来るなんて言った日にはどうなることか…


「ふうん?チャニョルくんといい感じなのかと思ったんだけど違うの?」


「チャニョルくんは友達ですって!もうほんと…」


「あんなイケメンを友達止まりで済ませるとはねぇ?あれかな?他に好きな人でもいるのかな?」


その発言に飲んでいたお茶が変なところに入ってむせた
馬鹿野郎、こんな動揺したらそうだと言ってるようなもんじゃないの…!


「はっはーん、当たりだね!わかりやすいなほんとAちゃん」


そう言いながら背中をトントンと叩くミンソクさん
ほんとにお兄ちゃんみたいなんですけど


「べ、別にそんな人いるだなんて…!」


「はいはいはいはい」


ああもう駄目だ完全にバレた…
ちょっとめんどくさいのに、この人にバレると


「別に隠すような事でも無いでしょ〜?前に進めてるって事だし」


もしかして何気に心配してくれてたのかな、元彼の話の…


「男心が知りたくなったら何でも聞けよ!」


「彼女いらないとか言ってる男の人に聞いてわかるものですかね?」


「うわっせっかく助言してやろうと思ったら」


「冗談ですよ…ありがとうございます」


ふざけてるけど、ちゃんと私のこと心配してくれてること、わかってますよ
ミンソクさんは本当に頼れるお兄ちゃんみたいで、心強い


「急に素直になられるとちょっと調子狂うね?」


少し照れたように笑う顔がなんだか可愛くて笑うと何笑ってんだよと怒られたけどそれすらも可愛く見えてしまう


「あ、ミンソクさんも彼女が欲しくなったら相談してくださいね!私の友達ならいくらでも紹介しますよ!!」


「はいはい、俺のことは良いから自分のこと考えてなさい」


「すーぐ年上ぶる!」


「いや年上だからな!?」


「わかってますよ〜尊敬してますし!ただやっぱりもったいなと思うだけです」


「それ何回も聞いた〜。時が来れば彼女だって出来るって」


うわぁ、今のモテる人の発言
悔しいけど、そうなんだろう
ミンソクさんが彼女欲しいと思えばすぐに出来てしまいそうだし


「彼女出来たら報告して下さいね!」


「はは、出来たらね」

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K(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます!他の作品もどうぞよろしくお願いします(^o^) (2017年2月20日 18時) (レス) id: 2082ebeeaa (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - すっごいよかったです!! (2017年2月19日 12時) (レス) id: 16c6a36ad1 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - たまさん» ありがとうございます、嬉しいです(;;)頑張って更新してくのでよろしくおねがいします! (2016年5月3日 9時) (レス) id: c9ee003b2a (このIDを非表示/違反報告)
たま - 今までみた作品の中で一番楽しく読めた気がします!べっちゃん最高です~~頑張ってください!! (2016年5月3日 1時) (レス) id: df63ab58aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:K | 作成日時:2016年3月26日 12時

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